加齢臭はどうふせぐ!?

人間、中年にさしかかると加齢臭が気になりだします。特に枕のにおいは本人でも気づくと思います。枕ににおいがつきやすいのは耳の裏側や首回りに加齢臭が発生する場所があるからです。

その他、背中、おでこ、鼻、脇、など上半身のほとんどは加齢臭の発生する場所になります。本人に自覚症状がでにくいのは、鼻からも匂いがでるのでその匂いに慣れてしまって気づかないからです。

このにおいの原因は「ノネナール」という不飽和アルデヒド(有機化合物)の一種です。これ自体は匂いはしませんが、皮膚表面の脂質や常在菌と結びつくと人間の鼻には独特のにおいが感じとられてしまうのです。

なのでお風呂に入った時は集中的にその部分を洗いましょう。またあがってからもタオルで集中的に拭いてほしいと思います。そのためにも髪も長髪よりは短髪のほうがよいでしょう。耳の上ぐらいまで髪を切っていれば匂いの発生部分が表に出るので洗いやすいからです。

また食習慣の改善も必要です。普段から脂っこいものや糖質過多の食生活をしていると匂いはどうしても強くなります。

喫煙習慣がある人、アルコールを普段からとっている人、歯磨きが不十分な場合も複合的に匂いが強くなります。

運動をすると汗をかきますが、その際汗腺につまってる不純物を外に排出してくれる働きがあります。こまめに汗をかいて、こまめにシャワーを浴びましょう。

よく加齢臭について男性、つまりおじさんを想像する人が多いのですが、女性にも加齢臭は発生します。女性は男性と比べれば発生しにくいことは確かですが、それは男性よりも脂質を取らない、普段から香料などにおいに敏感である、汗腺の数が少ないということが挙げられます。

体臭は口臭と並んで生活習慣のバロメーターです。最近匂いが強くなってきたなと思ったら、自分の生活習慣を見直す機会にしてほしいと思います。

また寝具も枕カバーなどは夏場は頻繁に取り換えましょう。寝るときは必ず寝間着に着替えて、寝具に外の付着物を付けないよう努力しましょう。

普段から汗をかきやすい人はかきにくい人と比較すれば匂いは強くなります。自覚症状がなくても、例えばシャツのえりの部分が茶色くなりやすい人などは、匂いが出てるかどうか自覚することで、周りの人へのエチケットにもなります。

2018年6月18日 | カテゴリー : 生活習慣 | 投稿者 : staff

朝の洗顔に摩擦とマッサージを付け加えましょう

顔を洗った後タオルで顔を拭きますが、皆さんどのように拭いますでしょうか。

最近は洗顔シャンプーのCMも増えて、よくテレビで洗顔のシーンを目にするようになりましたが、どれも大体女性タレント使って優しく上品な拭き方を目にします。やさしく上品に拭くのは肌表面を傷つけないためでしょう。

しかし女性ならともかく男性なら、朝の洗顔の時にはしっかりと肌を摩擦しながら拭いてみ手もいいと思います。ゴシゴシとしっかりタオルで拭いてみると、とても気持ちいいのはだれしも経験があると思います。

朝は目覚めても身体のほうはまだ目覚めていません。身体が目覚めていないとは、副交感神経のほうが交感神経よりも優位にあるということです。交感神経のほうを働かせるためには、皮膚表面に刺激を与えることが効果的です。

朝の洗顔時にはゴシゴシと顔をしっかりと拭くようにすれば、1日の始まりがシャッとすると思います。

昔の日本人は早朝起きると上半身裸になって乾布摩擦するのが日課だったわけですが、肌を摩擦することは交感神経を活発化させて体を目覚めさせてくれるわけです。

その際せっかくですので、目の周りの”骨”を人差し指と中指辺りでやさしく指圧してあげてください。目の周辺には眼精疲労回復のためのツボが存在していて、そこを指圧することで視界がすっきりします。

注意点はまぶたの上から眼球を無理に押さないことです。眼球の表面に不純物が付着していることがありますので、その場合は眼球の表面を傷つける可能性があります。あくまでも眼球周りの骨を指圧してください。

というわけで余裕があれば、顔だけじゃなくて全身の乾布摩擦をやってみてほしいですね。皮膚荒れが嫌だという場合は服の上からでも構いませんし、タオルが嫌であれば例えばローラーなどを使ってもらって構いません。

その際のポイントは、下半身から徐々に上体に向かって摩擦してほしいということです。手先の末端から身体の中心である心臓にむかって摩擦してあげることで、血流をよくして代謝もよくしてくれます。乾布摩擦が免疫力に貢献するとはそういうことです。

2018年6月12日 | カテゴリー : 生活習慣 | 投稿者 : staff

お風呂場でのめまいは自律神経の不全!?

お風呂から上がった時に、ちょっと立ち眩みがしてそのまましゃがんでしまう経験はありませんか。よく貧血によるものだと勘違いされるのですが、これは自律神経の不調から来る「起立性低血圧」です。

自律神経というのは興奮をつかさどる交感神経と、鎮静をつかさどる副交感神経のバランスによって成り立っています。このバランスが何らかの原因で崩れると体に様々な不調が現れるのですが、その一つがめまいです。

自律神経は血流を血管を拡張したり、収縮させたり、心拍数を上げたり下げたりしてコントロールしています。お風呂に使ってるとリラックスさせる副交感神経が活発になり血管は拡張します。その段階で湯舟から上がって立ち上がると、体中の血液がドッと下にさがり、頭の血流が一時的に滞ってしまいます。そのためめまいが起こるのです。

このため起立性低血圧の症状が出た場合は、自律神経のバランスの回復を促すことが必要です。そのためには日ごろのストレスを緩和するような睡眠、呼吸法、姿勢、歩き方、食習慣など総合的に見直していく必要があります。

また風呂場でのめまいのみならず肩凝りや頭痛も起こっているのならば、それは頭への血流が滞っている状態が恒常的にあることを意味しています。その場合は頸と肩の筋肉が収縮して凝り固まってるケースが多いのです。

現代人は、特にスマホがでてきてから、あの小さな画面を四六時中のぞき込むことが習慣になりました。これは人類始まって以来のことです。そのためただでさえ重い頭部を支える頸部に余計な負担がかかり、頸部の筋肉と骨にゆがみを与えています。

頸部には頭蓋骨と視線の位置を微調整してくれる後頭下筋群(画面上の赤い部分)と呼ばれる部分があります。この筋肉が凝り固まると、付近を走っている眼球につながる視神経や頭の後ろを微細に走る後頭神経を圧迫したりして血流が悪くなったりすると、頭痛やめまい、吐き気などが起こるのです。

ここが凝り固まる理由は長時間の猫背とフォワードネックを伴う座位姿勢です。猫背になっているとパソコンの画面をのぞこうとして自然と頭とあごが前に出ます。この姿勢は頸に大きな負担がかかるのです。

自律神経の乱れを治すには例えば呼吸法を改善するとか、睡眠などの生活習慣を改善するとかありますが、ここではもっと直接的な方法として首と肩のストレッチを考えてみたいと思います。

頸後部を親指でもみほぐしたり、肩を回したりして軽いストレッチをしてあげましょう。ただし注意点があります。頸椎は頭部につながる非常に繊細な部分であり、もともと大きな動きをするところではありません。可動域が限られていますし、無理やり力をいれたりすると大きなダメージを与えかねません。紹介する動画のように手順とフォームを守ってやってくださいね。

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またそもそも猫背やストレートネック、座り姿勢を根本的に見直すことが大切です。

2018年6月8日 | カテゴリー : 生活習慣 | 投稿者 : staff

プラス5cmのウォーキングが推進力を生み出す

ウォーキングを趣味にしている方は多いと思いますが、せっかくの散歩もしっかりとした姿勢でやってみれば大きな効果が出てくると思います。

まず普段よりも歩幅を5cm広げて歩いてみましょう。これを意識して歩くだけで、歩き方が大きく変わります。

そのためにはまず指を意識して地面をつかむような感じでけりだす必要があります。足の先を意識することで自然と歩幅が広くなり、歩くスピードも上がります。

これからの暑い季節、裸足のサンダル履きの機会も増えるでしょうが、せっかくならスポーツタイプのサンダルを選んで足指でしっかりと地面をつかんで歩いてほしいですね。

もう一つのやり方は腕を後ろに引くことです。腕を良く振ることで自然と足が前に出ます。つま先を意識するか、腕振りを意識するかは個人の好みもありますが、どちらかを意識すればもう一方も自然と動き出します。

しっかりとした姿勢で歩くと躓かなくなります。目線は水平にしてあごを引きます。あごを引くのは仙骨が前傾して腰に自然な反りが出るからです。

同時にお尻もキュッと締めましょう。お尻を閉めることで骨盤が固定されて上体が前傾することを防いでくれます。

脚の付け根から、イメージ的には股関節の真ん中を支点にするような感じで脚を動かしましょう。足先を意識すると膝と足先の向く方向が一致して、がに股になったり内またになったりすることがありません。

人間の歩幅は年齢とともに短くなる傾向にあります。年齢相応どころか猫背で下を向いて、足に推進力がなくとぼとぼ歩いていると、足の筋力も消費カロリーもあがりません。なによりこけ易くなったり、前から危険が近づいてきていても気づかないことになります。

重いものを持つときに基本となる姿勢”ヒップヒンジ”

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「ヒンジ」というのは日本語で蝶番(ちょうつがい)のことです。あのドアの開け閉めをつなぐパーツのことですね。つまりヒップヒンジとは膝と股関節をうまく使いながら、でっ尻でかがんだり、しゃがんだりする動作のことです。

ヒップヒンジの動きは日々の生活の中でも実は頻繁に使われています。例えばお辞儀です。仕事などで人に会うと頭をちょっと下げするようなものではなくて、普段よりきっちりと上半身を相手に向けながらお辞儀しますよね

ヒップヒンジに乗っ取ったお辞儀のポイントは、腰を折るのではなくて股関節から曲げるということです。まさに蝶番のように股関節を使って、お尻を少し突き出すように、そして背中はをまっすぐにしてお辞儀します。

百貨店ガールやホテルマンの方などはきれいなお辞儀をされますが、よくみると腰は曲げていませんし、背中はまっすぐになっています。これが美しさの秘密なんですね。

彼ら彼女らは一日に何度もお辞儀をしますので、正しくない姿勢でお辞儀を繰り返すと腰痛などを引き起こしてしまいます。そのためには正しい手順で、ヒップヒンジを意識しながらやることが大切です。

以下がヒップヒンジの動作手順になります。

  1. 足を肩幅程度に開いて立ちます
  2. 鼠径部に手の人差し指と中指を添えます。ツボでいうと”衝門”と呼ばれる部分です
  3. ひざを軽く曲げ、肩を気持ち後ろに引きます
  4. 添えた手の上をかぶせるようにして上体を倒していきます
  5. その際、背中をまっすぐに保ちながらお尻を後ろに突き出します
  6. ゆっくりと元に戻します

これがヒップヒンジの一連の動作になります。一番上の動画がとても参考になります(クリックすると開きます)。

もしうまくできていれば、お尻から太ももにかけての後ろの部分に”ハリ”を感じるはずです。ここにハリが出ていないと、股関節ではなく膝で体を曲げている可能性があります。

どうしてもうまくいかないという人はお尻やハムストリング、背中の柔軟性が不足している可能性があります。その場合は例えば両手を壁につけながら、もしくは椅子の背もたれに手をかけながら、ゆっくりと太ももの後ろにハリを感じる程度に上体を傾けていく練習をしましょう。

ヒップヒンジは腰を痛めないための基本となる動作です。お辞儀なんて簡単だと思ってる方が多いと思いますが、このヒップヒンジを意識するとできていないことがわかります。

ヒップヒンジができていないと、例えばスクワットなども満足にできず、筋力をつけるどころか腰を痛める原因にもなります。

スクワットの動作はさらに重いものを持ち上げる動作につながります。例えばオリンピック種目にもなっている重量挙げですが、これはデッドリフトと呼ばれる筋力トレーニングの強化版なのですが、ヒップヒンジができていないと大けがをしてしまいます。

ヒップヒンジは一般の人が日常生活を営む上で基本的な動作の一つでもあります。この動作が自然にできていないと、ちょっと重いものを持つたびに腰を痛め腰痛の原因になります。今一度、ヒップヒンジを通して体の使い方、正しい姿勢の持ち方を見直したいですね。