脂肪エネルギーをうまく使うランニングをするためのガチユル走法②

NHKのスポーツ番組「ラン×スマ ~街の風になれ~」で、以前放送した”ガチユル走”について反響が大きかったために、視聴者の質問に答える形で再特集されていましたので、ここでもその内容を簡単に紹介したいと思います。

ガチユル走の詳しい説明については、以前書いた記事(脂肪エネルギーをうまく使うためのガチユル走法①)を参考にしてほしいのですが、簡単に言えば、ガチ走とユル走を組み合わせることによって、糖質エネルギーをセーブして脂肪の燃焼を促し、効率的な走りを生み出し持久力を高めるというトレーニング法です。

このトレーニング法は筑波大学の鍋倉賢治先生が開発されたものですが、その先生が視聴者さんからの質問や疑問のいくつかに答えてくれていますのでここでも紹介したいと思います。

ガチユル走の具体的な内容は、ゆっくりとしたジョギングの合間に1kmの全力走を2本はさむというものです。全力走というのは端的に言えば「息が切れるくらい」の速度だということです。それに対してユル走というのは「息が十分に落ち着くくらい」の速度だと定義されています。

さてこのようなガチユル走ですが、視聴者さんからの質問はいくつかあります。そのひとつがガチユル走はどのレベルのランナーにも同じペースでいいのかというものです。

これに対する答えは、ガチでは自分のレースペースよりも一分ほど早く、ユルでは逆に一分遅くを目安に走るということです。

また1kmのガチ走について距離を変更しても構わないのかという質問がありましたが、これについては基本1キロという上限は守ることを推奨していました。というのは1km以上走るとどうしてもペースが落ちてしまい、ガチ走ではなくなってしまうからです。

しかしどうしても1キロも走れないというランナーもおられるでしょうから、そういう方は距離を減らして代わりに本数を増やすことを推薦されています。例えば1キロ2本の代わりに500メートルを4本という形でもよいということです。

ガチ走とちがってユル走はいくらでも走ってもよいそうです。なのでガチユル走を実践するには、とにかくガチ走を合計で2キロメートル分挟むということを覚えておけばよいでしょう。

大体ガチユル走20キロと普通の30キロの負荷が同じ程度だといいます。どのレベルのランナーでもガチユル走は効果が出るそうなので、最近タイムが伸びないなとか伸び悩んでる方も是非試してみてほしいと思います。