滑舌が年齢とともに悪くなる理由

滑舌というと、年齢とともに悪くなっていく傾向にあります。これにはいくつか理由があります。

滑舌を構成する要素は主に3つです。呼吸、顎口周りの筋力、歯並びです。いずれも年齢とともに衰えていくものばかりです。

ここでいう筋力とは表情筋と舌の筋肉と口輪筋のことです。舌と口の筋力が低下するのはコミュニケーションの回数が低下することと、食べるときに噛む回数が減っていることが挙げられます。

実は舌というのは筋肉の塊です。焼き肉でタンを注文すると、あの独特の食感が楽しめますが、まさに筋肉の味です。筋肉である限り鍛えなければ筋力は低下します。舌の筋力が低下しますと構造上口が半開きになりやすくなり、口呼吸になりがちです。

同様に口周りの筋肉である口輪筋の衰えは口を半開きにさせて口角が下がってしまう原因になります。口角が下がるとそこから空気が抜けて発音がしにくくなります。結果滑舌が悪くなってしまうのです。

また運動不足にも原因があります。例えばランニングをしますと下肢に力を入れるために歯を食いしばります。このとき表情筋が働くのでその分筋力が付くのです。表情筋に力がでますと、発声にもより精度がでて聞き取りやすくなります。

歯並びが悪いと発声の際に空気が歯の隙間からでてうまく言語に変換できずに聞き取りにくくなります。なので厳密には滑舌が悪いわけではないのですが、年齢とともに歯も抜けていきますので、まずは歯の健康を維持するためにもしっかりとした歯磨きを継続的にやらないといけません。

また入れ歯を使われている方は、入れ歯が自分に合っていない可能性もありますのでチェックしてほしいと思います。

ところで滑舌が大切な職業というと俳優さんが挙げられます。なので俳優さんは滑舌をよくするためのトレーニング習慣というものが備わっています。

一般的には早口言葉練習、ボイストレーニング、そして筋力トレーニングです。早口言葉は表情筋を鍛えるために有効ですし、ボイストレーニングは肺ではなく腹から空気を送り込んで発生する練習法です。いわゆる腹式呼吸です。

俳優さんは特に舞台俳優さんはマイクを使って演技するわけではないので、大きく遠くまでよくとおる声で発生する必要があります。なので声を肺からではなく腹から出す必要があるので、腹筋なども鍛える必要があるのです。

つまり滑舌は顔の筋肉だけではなく、全身の筋肉の衰えによって影響が出てしまうのです。滑舌が悪くなったなと感じたら、生活習慣の見直しの良い機会かもしれません。普段からよくしゃべり、よく食べ、よく歩くことが快活な発声につながっていきます。

健康寿命を決める歩行寿命

日本人の平均寿命は男性が80歳、女性が87歳となっています。これに対して自立した生活が可能である平均健康寿命はそれぞれ男性は71歳、女性は75歳です。なので、男女ともに約10年間は寝たきり状態で過ごすことになります。

この状態をできるだけ減らすためには、つまり健康寿命をできるだけ伸ばすために大切なことは、まずなによりも歩行寿命を延ばすことです。前回に続いて引き続き週刊現代の特集「歩行寿命を延ばす正しい歩き方」から、その内容のさわりだけですが紹介したいと思います。関心を持たれた方は是非雑誌のほうを参考にしてほしいと思います。

一般的に50歳を超えると全身の筋肉量はガクッと低下します。特に下肢の筋肉は著しく低下します。筋肉量の低下はひざへの負担を増加させ、ひざが悪くなると最終的には歩けなくなるということになります。

いわゆる「寝たきり」になるのは、その原因の4分の1が運動器の故障、つまり歩けなくなることで発生しています。なので歩行寿命を延ばすことが健康寿命を延ばすことにつながるのです。

夏ならともかく、この寒い中で早朝にウオーキングされる方は少ないと思いますが、朝夕どちらが散歩に適しているかというと、成長ホルモンの分泌が盛んになる夕方のほうがウオーキングに適しています。

人間の体温は夕方時に最も高くなり、ウオーキングすると血の巡りがよくなり、成長ホルモンの分泌も盛んなので効果的です。この時間帯でのウオーキングは次の日に疲れを残しにくく、継続してウオーキングができます。

今のような寒い季節に無理に屋外で散歩する必要はありませんが、どうせやるなら日中の暖かい時間にがんばってほしいですね。

また歩行後のケアも大切です。筋肉に疲労がたまると固くなり、血行障害がでて疲れと痛みが取れませんし、ケガの原因にもなります。リンパと血行の流れをよくするためにはちょっとしたマッサージが大切です。

大事な箇所は足指、足裏、足首、そしてふくらはぎです。足指はまず手で曲げ伸ばししてあげましょう。足裏は土踏まずを指圧してあげましょう。足首はゆっくりとまわしてあげましょう。ふくらはぎは両手を使ってさすってあげましょう。

最後に歩行寿命を延ばす10か条を紹介します。

・無理のない歩幅で
・足の間隔は5cm
・骨盤を少し前傾させる
・丹田を引き締める
・目線は10~15m先に
・かかとから着地する
・着地の時はひざの関節を延ばす
・腕を大きく振りすぎない
・上下動を小さくして歩く
・歩数は1日8000歩まで

イチロー、カズに学ぶ長く競技生活を続ける秘訣

サッカー界のレジェンドといえば三浦知良選手、野球界のレジェンドといえばイチロー選手で間違いないと思いますが、お二人に共通している点を挙げていきたいと思います。

まず準備運動の入念さ熱心さです。イチロー選手も三浦選手も、ベテランにもかかわらずほかの選手よりも早くトレーニングに入り、入念な準備運動を始めます。

次にルーティンです。イチロー選手の打席に入るまでのルーティンはよく知られていますね。ほとんど神経症的なまでのこだわりで一連の同じ動作を何十年も繰り返しているのです。これについて三浦選手は新聞のコラムでイチロー選手をほめていたことがあります。

また二人とも余計な脂肪や体重はつけないことです。どちらも体脂肪率に気を配り、余計な筋肉や脂肪をつけて体を重くしないという点で共通しています。三浦選手は一日に何度も体重計に乗るといいます。

二人とも一度筋肉をつけすぎて失敗しています。三浦選手イタリアはセリエAのジェノバ時代に筋肉をつけすぎてスピードを落としてしまいましたし、イチロー選手もオリックス時代にシーズン当初はつけすぎた筋肉の重みでフォームを崩していたといいます。

その教訓から、三浦選手はイチロー選手が重視する「初動負荷理論」に基づいたトレーニングを行う鳥取県の”ワールドウィングジム”に参加して学んだこともあります。

イチロー選手もカズ選手も長い競技生活にもかかわらず、体にメスをいれたことがないそうです。これは驚異的なことです。とくに節々の腱や軟骨などはトレーニングとともに摩耗していき、一旦劣化すると回復しません。ここの部分の故障によって引退を余儀なくされる現役選手は数え切れません。

やはり入念で地道なストレッチと柔軟体操、そして細かい体重管理と強い体幹に支えられた正しいフォームが、余計な負担を肘や膝にかけずに長く健康保っている秘訣だと思います。

野球選手はサッカーのように長時間走り続けるスタミナは必要ありません。ですのであくまでもサッカーと比較すればですがベテラン選手でも通用する余地は多いと思います。ただしそれでも多くの選手が短い競技生活で引退していくのは、年齢による動体視力の低下が避けられないからというのもあると思います。

これはイチロー選手も例外ではありません。動体視力は20歳をピークに徐々に低下し始め、30代40代でその低下が加速します。イチロー選手の体全体の筋力については衰えはなくても、動体視力の低下はやはり年齢相応に出ているはずです。

また筋力自体の衰えはなくても、その回復力はやはり年齢相応に遅れが出てきます。イチロー選手もシーズン当初は調子が良かったのですが、そのあとフル出場に近い状態で試合に出続けたことにより成績が急降下してしまったシーズンがあります。

そのあと監督の指示で定期的に休みを取りながらの出場で、好成績を保つようになっています。やはりイチロー選手といえども回復力の衰えはあるようです。だからこそ、練習後の入念なアフターケアが大切になってきます。イチロー選手も三浦選手も長い時間をかけて念入りにストレッチをしてそのケアを怠りません。

三浦選手は一試合フルに試合にでれなくても、与えられた短い出場時間の中で一瞬の動きで結果を出すことを目的にしています。短い時間なら全盛期に及ばないまでもそれに近い力をだすことができる、その一瞬にかけてチャンスをうかがっているのです。

イチロー選手も長い競技生活の中でも例外的な途中出場での参加が増えてきましたが、それでも良い結果を残しています。常に準備を怠りなく、ルーティンをしながら出場のチャンスを生かそうとしているのだと思います。

アクセルとブレーキを踏み間違えないための筋力づくり

最近ブレーキとアクセルを踏み間違えによっておこる事故が相次いで報道されています。特に高齢の運転者に多い事故のようです。ブレーキを踏まなければいけないところをアクセルをふんでしまってコンビニや病院に突っ込んでしまう大きな事故が相次いでいます。また高層駐車場から転落してしまうような事故も起きています。

事故の原因に運転者の認知能力の低下があることは確かだと思います。年齢を経るに従い確認、予測、反応の正確性と速度が落ちてしまうのはどうしても避けられません。ただしブレーキとアクセルのふみ間違いについてはこのほか運転時の姿勢の問題も大きいと思います。

というのも報道されている事故の多くが駐車場から発進する際に起きた事故が多いからです。駐車場から発進するには幾つかの手順を踏まなければいけない複雑な操作を必要とされます。そして一番の問題は体の姿勢が通常とは異なり、上半身をひねって後ろをみながら操作をしたりしなければなりません。この際足の置く位置がずれてしまい、ふみまちがえが起こる原因になっていると思われます。

そしてその原因が体の筋力と柔軟性の低下にあるとみています。例えばバックしながら右や左にハンドルを切る場合は上半身を大きく後ろにひねらなければなりません。この場合上半身と下半身をつなぐ体幹が強くなければ下半身、特に足の位置が正しい状態で置かれずにずれてしまいます。

そのずれた状態をずれたと認識できないまま、普段の感覚でブレーキやアクセルを操作しようとすると、ブレーキだと思っていたのにアクセルをふかしていたということになってしまうのです。

あくまでも報道を見る限りで正確なデータからではないですが、駐車場の発進時における事故は女性も多いように思います。やはり男性と比較して体幹が弱いために姿勢がぶれて、正しい位置に脚が置けていない可能性があります。それに加えて発進時にはいろいろなことを同時に考えなければなりませんから、それが誤操作を誘発している可能性があると思います。

そもそも駐車場における車の操縦というのはかなり複雑なものです。自動車の操作と同様に駐車場はほかの車も停まっているので視認性も悪く、いつ歩行者が飛び出してくるか予測しながら徐々にアクセルを踏むというのはなかなか難しい行為です。

その難しい一連の動作が安全に正しく確実に行えるかどうかは、やはり本人の認知能力や姿勢を保つ筋力が備わっているかどうかになってくるので、本人様のみならず周りのご家族などのシビアで客観的な視点から判断することが必要になってくると思います。

生活上の必要性からどうしてもというのでない場合は、まず車を安全に運転できるだけの体づくりから始めてみてはいかがでしょうか。上半身をどのように動かしても下半身と足の位置がぶれていないかどうか、確認してみましょう。

腕っぷしが強いの”腕っぷし”ってどこの筋肉?

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古来より”腕っぷしの強い人”という言い方が壮健な人に対して使われてきました。腕っぷし、もしくは豪腕という言い方もしますね。単なる肉体的なことだけではなく人格的にも豪放磊落というイメージがあります。

豪腕には剛腕といういい方もありますが、後者は速球をなげるピッチャーのことを基本的には指します。単純に腕っぷしというと腕全体のことを言うと考えてしまいがちですが、実際のところはどうなのでしょうか。

一つの可能性として指摘されるのは前腕、それも腕橈骨筋(わんとうこつきん)です。なかなか難しい漢字ですが、橈骨(とうこつ)というのは親指側の前腕骨を指します。そのうえを通る筋肉なので腕橈骨筋と呼ぶのです。

というのは腕に関する言葉で”腕まくり”というのもありますよね。あれは前腕のシャツの部分をまくって腕を出すということを意味するわけですから、やはり腕といった場合は前腕を指すのではないかと思います。腕をまくった場合は外側を誇示するわけで、内側の白い部分を見せる人はあまりいません。

また”二の腕”とは肩から肘までの部分の腕を指すわけで、その意味ではやはり何もつけずに腕といった場合は肘から手首までの部分を指すというのが自然だと思います。

それでこの腕橈骨筋という筋肉ですが、柔道の際に相手の胴着をつかんで離さずに振り回す際に使われます。また大きな重い荷物を持ち上げる際にも使われます。ですので配送業者さんなどはここら辺の筋肉が発達していると思います。

それではこの部分の筋肉を鍛えるためにはどういうトレーニングがよいのでしょうか。ひとつは”ハンマーカール”です。これはダンベルを体の横側に下した状態から、親指が上になるように胸の前まであげて、そしてゆっくりと元の位置まで戻すという動きです。回数は左右を交互に10回を2セットぐらいがよいでしょう。下の動画が参考になります。

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この部分は意識して鍛えないとまず、現代の日常ではそれほど酷使する部分ではありません。なのでハンマーカールなどでうまく鍛えてほしいと思います。そうすれば腕っぷしの強い男?になれるかもしれません。

回数or時間?腹筋の効率的な鍛え方

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筋トレというと腹筋というほど、腹筋は筋トレの中でもメジャーで誰しもが腹筋を鍛えたことがあると思います。今回はその腹筋トレの効率的な方法について紹介したいと思います。

腹筋は3つの筋肉で構成されています。腹直筋腹斜筋、そして腹横筋です。見た目の印象が決まるのは腹筋中央部の腹直筋です。ここは意外と日常生活では鍛えられないため、筋トレをしないとおなかが出てしまう体形になりがちです。

腹斜筋は日常生活では歩行や小走り、そしてひねる動作にも使われます。ここは左右を別々に鍛える必要があるために時間がかかる割には効果が出にくい筋肉といわれています。しかしここを鍛えることで例えばランニング時に体の揺れを抑止して、疲労感を軽減するという効果があります。

そして腹横筋ですが、この筋肉は腹斜筋の裏側にあります。横隔膜の外にあり、呼吸の際に使われる筋肉です。一部にはここを鍛えることでおなか周りがコルセットのように引き締まるという話もありますが、あまり根拠はありません。ものを持ち上げるときに使うので、運送業者さんや配達業者さんはここが発達しています。

それでは効率的な腹筋の鍛え方というのはあるのでしょうか。

腹筋というと回数でノルマを設定することが普通ですよね。1日30回とか100回とか設定してトレーニングする。しかし最近は目安を回数ではなく「時間」で設定することも推奨されています。

回数は個人の筋力で変わってきますが、限界までやるということなら一一回数を設定する必要はないので効率的です。回数を設定してしまうことの弊害は、設定した回数をこなしてもまだ余力がある場合、そこで満足してしまうと非効率的だからです。

腹筋は毎日やっても問題ないという定説があります。これは事実なのですが、だからといって休息をはさんでも問題ありません。限界ぎりぎりまでやって次の日に腹筋に筋肉痛を感じるならその日は休んで、ほかの部位を鍛えるほうが効率的です。

腹筋というのは生まれた時からみなさんのは割れています。ですので割れた腹筋を見せたいのであれば、まずその上に乗っかっている脂肪分を有酸素運動で落とすことが大切です。そのうえである程度筋肉をつけておくことで引き締まって見えることは確かです。

これから冬の季節に入り、人間もクマと一緒で寒さや冬眠に備えて体に脂肪がつきやすい時期になります。腹筋を鍛えて代謝量をあげ体熱をあげて寒さに強い身体にしていきましょう。

プロテイン・サプリメントの比較

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プロテイン、つまりタンパク質は筋肉の増強に必要な栄養分です。筋力トレーニングに励む人が運動後にプロテインのサプリメントを摂取することは半ば常識になっていることと思います。そんなプロテインサプリですが、商品も多数販売されているのでどれがいいのか迷いますね。

トレーニング雑誌のターザン誌が今月号でプロテイン特集の中でプロのランキングを発表してくれています。その中のいくつかを紹介したいと思います。

明治乳業のサバス、ファイトクラブの風神、ウィダーのマッスルフィット、アルプロンのホエイプロテイン100、DNSのプロテインホエイ100などがよく知られているサプリメントです。いずれも筋トレを趣味としている人ならおなじみの商品ですね。

まずプロテインだけをみたグラム当たりの単価をみるコスパ部門ですが、1.風神プロテイン、2.ホエイプロテイン100、3.ビーレジェンドプロテインナチュラルとなっています。風神とホエイが82gで、ビーレジェンドが75gとなっています。

プロテインだけではなく、その他の栄養素も含んだ総合的なコスパをみてみると、1.ザパスタイプ1ストレングス、2.マッスルフィットプロテインココア、3.ホエイプロテインチョコレート味となっています。1位のザパスはトレーニングで消耗しがちな亜鉛やビタミンを多めに配合してくれています。3位のホエイは8種類のビタミンとカルシウムと鉄分が含まれています。

また飲みやすさランキングでは、1.ザパスアクアホエイプロテイン100グレープフルーツ風味、2.プロテインホエイ100カフェオレ風味、3.GOLD STANDARD 100% WHEY COFFEE、となっています。1位のアクアはもはやスポーツドリンクとも思えるほど飲みやすい風味で新世代のサプリメントといえそうです。2位のホエイ100は甘味控えめで牛乳と混ぜるとさらにおいしくなるそうです。3位は海外メーカーのOPTIMUM NUTRITION社の製品で国内でも買えます。

その他、海外ブランドの味ランキングや、混ぜておいしくなるブレンドランキング、そして個人的な私的ランキングなどが掲載されていますので、関心を持たれた方は参考にされてください。

水球選手の理想的な肉体

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水球といえば日本代表のポセイドンジャパンがオリンピックに32年振りで出場しましたね。残念ながら予選突破はできませんでしたが、久しぶりに日本で水球が注目されたシーズンでした。

水泳選手や水球選手のような逆三角形の肉体にあこがれる人は多いと思います。ミュージシャンの吉川晃司さんはもともと水球の日本代表選手でした。身長は182cmで肩幅が広く足も長く、今でもスマートな肉体を保っていますね。

水球で使われるプールは水深が2M以上あり、常に「巻き足」とよばれる立ち泳ぎで泳いでいなければなりません。足の裏やすねをうまく使って泳ぐことが求められます。右足は右回転で、左足は左回転させ、内側に同時に足首を回転させる要領です。

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動画を見ればわかりますが、足が”く”の字になっていますね。これはシンクロナイズド・スイミングでもみられる水中競技での基本的な水泳法です。

実はこの水泳法は日本では古来からの伝統的な水泳法でありました。例えば水戸藩が奨励していた武士の水泳法である「水府流」でも巻き足は体得すべき第一の水泳法として記録されています。

というのは武士が戦中に川を渡る際に頭を出して川岸の状況を見ておかないとやられてしまいますし、またこの水泳法なら袴などの衣服を頭に乗せることでぬらさずに渡河できるからです。

水球の代表選手になると1時間以上のウェイトトレーニングとともに、合宿では6時間の集中的な水中トレーニングをやります。これだけハードなトレーニングをしても、試合が終わると酸欠で失神する人もいるそうです。

水球では腕から繰り出されるシュートやパスの威力や距離が必要になりますが、そのためには上半身の筋力が不可欠です。日本選手はここの部分がどうしても海外勢と比較して弱く、それが日本の水球が長期の低迷状態に陥ってきた一つの要因になってたようです。

ちなみに水球の強豪国の一つはハンガリーです。オリンピックでも何度も金メダルを獲得してきています。ハンガリーというと意外な感じがしますが、いくつか理由があります。ハンガリー人はスラブ系なので体格がよく、身長が190cmをざらに超えてくる選手が多いこと。次に日本と同じく温泉国であることです。なのでハンガリーの各地に温水プールがあり、これが水泳競技が盛んな理由のひとつになっています。

これから寒い時期になりますが、日本でもスポーツジムでは温水プールが用意されていますので、高齢者の方にも膝にやさしく、持久力と全身の筋肉がつく水泳トレーニングをぜひ取り入れてもらいたいものです。

ライザップのダイエット法について

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ライザップのダイエット法が注目されてからしばらくたっていますが、ライザップの方法について考えてみたいと思います。

ライザップに効果があるのはいくつかのポイントがあります。まずその利用料が比較的高額だということです。そのため利用者はサボるともったいないので真剣にトレーニングに取り組むというわけです。費用が高くてもそれがモチベーションにつながることで、「結果にコミット」できるというわけです(笑。

ライザップでは御多分にもれずに筋トレと食事療法がダイエットを支える柱ですが、筋トレの目的は筋肉をつけて引き締まったからだをつくるというのもあると思いますが、糖質ダイエットによって筋肉が分解されてしまうのをある程度防ぐというのが大きいと思います。

人間の体はエネルギーとして糖を必要とするのですが、糖質ダイエットでは糖を摂取できないために、体は筋肉を分解して糖に変えようとします。そのため筋肉が落ちてしまうのでそれを防ぐために筋トレを活用するということだと思います。

筋肉をつけて代謝量をあげるというのはライザップを利用する程度の期間では大したものは見込めません。筋トレをトレーナーと定期的に行うことで信頼関係を養って、コミュニケーションを図って利用者さんの状態を確認するというのももちろん大きいと思います。

ライザップの食事療法は糖質の摂取量によって3期に分かれます。最初はほとんど糖質をとらない糖質ゼロ期、次に少し糖質を増やす糖質コントロール期、そして通常により近づけた糖質正常化期です。

最初期は糖質依存に陥っていた利用者さんから糖質を”抜く”期間になります。この時期がやはり一番きついといいますね。ただしこの時期はほかの栄養素、例えば植物性のたんぱく質や野菜はカロリー無視で食べ放題といいますから、糖質をオフにする代わりに満腹感でストレスを相殺したいという狙いでしょう。

このカロリーオフと糖質オフの関係でいえば、最初期は糖質オフを重視して、後の期間になるほどカロリーオフを重視するといったところでしょうか。

ライザップのCMに出られる人をみてると、みなさん日焼けさせてかつオイルを塗って筋肉を強調させていますね。逆に言えば、それらの化粧がなければ、糖質ダイエットによって体から水分が抜けて肌がかさかさになってる状態がでてしまうということでしょう。

ライザップは短期間で痩せるという意味では効果的な手法かもしれませんが、長期的にはやはりそれなりにリバンウンドしてしまう可能性が高いと思います。これはライザップのせいというよりは、短期間で痩せるというダイエット法には避けられないことだと思います。

ダイエットの目的がやせるというよりはやせた状態を維持していくということを考えれば、やはりある程度の期間をかけて生活習慣を正常化していくことこそが健康的なダイエットの近道になると思います。

ライザップの革新的なところはそのダイエット法にあるのではなく、やはり派手な宣伝戦略を打ち、営業ベースに乗せたところにあると思います。ライザップの方法自体は目新しいものではないですので、その良いところを自分なりに取捨選択してダイエットに生かしてほしいと思います。

ロードバイクとクロスバイクで違ってくる鍛えられる筋肉

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いよいよスポーツの秋がやってきました。ここではサイクリングに挑戦してみようという方にスポーツバイクの種類の違いが筋肉の強化の違いになることを説明したいと思います。

スポーツバイクにはいろいろな種類がありますが、基本的には山道を疾走するマウンテンバイク、舗装道路を高速で走るロードバイク、そのマウンテンバイクとロードバイクの中間(クロスオーバー)にあるのがクロスバイクです。

今回はそのクロスバイクとロードバイクの違いが筋肉の強化に与える影響について考えてみます。

クロスバイクはロードバイクと比べれば前傾姿勢が緩やかになり、より楽な姿勢で乗ることができます。ロードバイクが前傾になるのは一つは高速で走るために体で感じる空気抵抗を減らす目的があります。

そのためロードバイクでは乗り手はシートにお尻を座らせるというよりは”置く”という感じになります。では身体はどこで支えるのかといいますと、脚と両腕になりますが、両手はほとんどハンドルを添える程度の力しか使いません。

その際、腕と脚をつなぐアーチとなる腰回りの体幹の筋力が重要になってきます。したがってロードバイクに乗れば、脚の筋力のみならず腹筋、背筋、そして腰の体幹が鍛えられることになるのです。

クロスバイクはその点、ロードバイクと比べて直立した楽な姿勢で乗れる代わりに、筋力は腰より下の脚の部分しかつかないことになります。とはいえあくまでもロードバイクと比較しての話なので、まったくつかないというわけではありません。

女性がよく心配するのはスポーツサイクリングをすると足が太くなってしまうということですが、その心配は杞憂です。というのは足が太くなるという連想はおそらく競輪選手から来ていると思うのですが、競輪選手は短距離走者なので、トレーニングは無酸素運動を繰り返すものです。

街中でサイクリングを楽しむ女性が無酸素になるまで走りこむということはまず考えられないので心配いりません。心肺機能を使った長距離の有酸素運動を楽しむことが、スポーツサイクリングのだいご味であり、その場合脂肪をエネルギーとして燃やしてくれるのでダイエットになります。

また腰回りと脚の筋力が飛躍的につきますので、代謝量もあがるために体は引き締まっていくことでしょう。特に太ももやふくらはぎの筋肉は大きいので代謝量も大きくなります。腰回りの体幹はなかなか鍛えにくい部分なのですが、自転車なら比較的簡単につけることができます。

自転車がダイエットに有効な最大の理由は、ランニングコストがほとんどタダだということです。もちろんチューブやタイヤなどの消耗品は替えなくてはなりませんが、街中のスポーツジムに通うことに比べれば安いといえると思います。なにより外に出て漕ぎ出せばそこは無料のジムのようなものですから、これから過ごしやすい季節になりますので、ぜひサイクリングに出かけてみてほしいと思います。