ペットボトルからの食中毒にご用心

先日はペットボトル症候群という症状について紹介しましたが、今回もペットボトルに関係することです。

この暑い夏にペットボトルを口にする機会は多くなっていると思いますが、ゴクゴクとすぐに飲み切ってしまうなら問題はないのですが、ちょびちょび一日がかりで飲むということになると問題になってくることがあります。

それはペットボトルの口先に細菌が繁殖して食中毒を起こすケースがあるからです。

雑菌の繁殖率を甘く見てはいけません。特に気温が30度以上になると繁殖率は爆発的に上がります。なので今のような季節は要注意なのですね。

昔、初代仮面ライダーの俳優さんだった藤岡弘さんがテレビ番組でジャングルの探検に入ったのですが、ほかのスタッフが下痢を起こしたのに対して藤岡さんには何も起こらなかったそうです。

それは藤岡さんがペットボトルに直接口をふれずに水分をとっていたからです。口から離して飲むことで、ペットボトルの口に口内の細菌をつけなかったからです。

現地の食事に慣れていなくて、水が合わなくて下痢をするということはありますが、ペットボトルで自分の口からの細菌が増殖して食中毒を起こすというならジャングルじゃなく日常生活でも起こる可能性は十分あります。

したがって対応策は基本短時間のうちに飲み切ること。冷蔵庫で保管する場合もキャップをしっかりとしめて、最長でも2~3日以内には飲んでしまうことです。

家で飲む場合はペットボトルのまま飲むようなことはしないで、ちゃんとコップに移し替えて飲みましょう。

緑茶や水には細菌の好物である糖分が含まれていないので細菌の繁殖はそれほどでもないですが、例えば甘い清涼飲料水やコーヒーミルクなどはほっといたら短時間でも細菌は繁殖していきます。

お子さんにボトル形式の水筒を持たせておられる親御さんも多いと思いますが、カップの部分に口をつけた場合はできれば飲む前に洗うように指導されるといいと思います。

夏バテ対策に酢

日本の夏は年々暑くなっており、もはや暑いというより熱いといった風情になっていますが、夏バテに負けずに頑張っていきたいものです、

夏バテに負けないための食材というものもたくさんありますが、今回お勧めするのは調味料としても定番の”酢”です。

酢というと”すっぱさ”がすぐにイメージされますが、あの酸っぱさの正体は酢酸(さくさん)にあります。酢酸には脂肪の吸収を抑える効果があり、たとえば脂っこい酢豚に酢が使われるのはそれも理由の一つです。

酢には血糖値の上昇を抑える働きもあります。なので糖尿病の方には酢は毎食でも召し上がられることをお勧めします。

ただし酢酸はその名の通り「酸」なので、歯のエナメル質を溶かしたり、胃壁を荒らしたりすることもあります。なので酢を摂取した後は歯磨きを忘れないようにしましょう。牛乳を飲むことで中和させるのも効果的です。

酢には酢酸のほかにアミノ酸やクエン酸が含まれています。これらの成分には疲労回復を早めてくれる効果があり、これが夏バテ対策に酢がお勧めされる理由になっています。

注意点は酢は確かにこれらの効能がありますが、摂り続けなければ血糖値も元に戻ってしまいます。なので毎日、できれば毎食お酢を使うようにしましょう。1日の目安は15ml、大匙一杯程度です。

酢にはたくさんの種類があって迷ってしまう場合もあると思います。有名なのは米酢、穀物酢、黒酢、リンゴ酢、バルサミコ酢などです。

穀物酢というのはトウモロコシや小麦などから摂れる酢のことです。黒酢は玄米からです。バルサミコ酢はイタリアの食材のぶどうからですね。

大事なのは酢酸の含有量なのですが、実はどれを摂っても酢酸の含有量はあまり変わりません。なので自分の好きなものを選んでくれたらいいと思います。

料理ではたとえばスープなどの汁物や煮込み料理にまぜるのもOKです。酢というと沸騰させると気化して飛んでしまうという印象がありますが、酢の沸点は水より高いので沸騰程度では飛びませんので安心してください。

中華料理とは酢豚というように酢ととても相性がいいですし、日本食でもお寿司には酢飯が使われています。お寿司に酢が使われるのは酢には雑菌の繁殖を抑えてくれる抗菌作用があるからですね。お寿司は生ものですから食材が腐るのを抑えてくれます。

ちなみに酢を飲めば体が柔らかくなるという話もありますが、残念ながらこの話はまちがいです。確かに酢には食材としてのお肉を柔らかくしてくれる効果がありますが、だからといって人間が経口摂取したからといって筋肉が自然に柔らかくなるわけではありません。

ただし酢を飲んで活力を得て、アミノ酸=たんぱく質をとって運動をすれば筋肉はつきますし、運動後にストレッチをすれば酢の疲労回復効果と合わさって摂取しなかった場合より柔軟性があがることは確かでしょう。なので運動前と後に酢を摂取してみましょう。

沖縄の食文化が育んだ「一物全体」の思想

沖縄の豚は「アグー豚」という名称でブランド化されていますが、沖縄の食市場にいくと豚さんの顔の皮膚などが飾られていて、初めて見る人はぎょっとすること請け合いなのです。沖縄の食文化は一頭丸ごとすべて食べつくすということが徹底されています。

こういう食への考え方を沖縄では”一物全体(いちぶつぜんたい)”というそうです。

沖縄では本土とはちがって肉食への禁忌がなかったために豚ヤギ牛イノシシ馬、はてはジュゴン!まで食されていましたが、豚もヤギも古来より貴重なものですから、食用にする場合はそれこそ”ひづめと鳴き声以外は全部食べる”と言われるほど最後の部位まで無駄にしないで調理して食べます。

これは貴重な食材だから残さずに食べるということと同時に、どの部位にも身体に資する栄養素が含まれているからですね。

とはいっても豚を一頭丸ごと料理するというのは一般家庭では現実的ではありません。でも毎日の食卓でも野菜や果物・魚などではそれが可能です。

沖縄の代表的な郷土料理と言えば沖縄そばやゴーヤチャンプル、海ブドウやモズクなどの海藻類、豚の煮つけなどですよね。

”チャンプル”というのは琉球語で「ごちゃまぜにしたもの」という意味です。なのでゴーヤチャンプルというと普通は沖縄豆腐とゴーヤとそのほかの野菜を混ぜた炒めものという料理になります。

ゴーヤはニガウリともよばれるツル科の植物の一種です。細かい話になりますが沖縄本島ではゴーヤー、八重山諸島ではゴーヤと呼びます。

ゴーヤの果実は皮まで使って食べますが、ゴーヤにはガン予防作用があるといわれています。また血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあるともいわれています。ただ妊婦さんには流産を誘発するなどの副作用があるといわれていますのでお控えください。

例えばブルーベリー、ぶどうなどは果実をそのまま食べれますよね。以前にも記事しましたが、栄養素は外側や外皮の固い部分に集まることが多いです。外皮は色がついていますが、これがポリフェノールの色素ですから皮をむかないでそのまま食べてみましょう。

天ぷらのエビなどもおいしいですが、しっぽまで食べる人と残す人がいると思います。どうしても苦手というのでなければ、イワシのように頭からしっぽまで全部食べてみましょう。

もっと小さいものでいえばご飯のお供においしい”ちりめんじゃこ”はイワシ類の仔稚魚ですが、カルシウムはもちろんのことマグネシウム、リン、鉄分などのミネラル分も豊富に含まれています。

一物全体という食への考えは日本のもったいない精神とも通底するところがあると思います。できるだけ食材を残さず有効活用して召し上がりたいですね。

2018年7月26日 | カテゴリー : 食事 | 投稿者 : staff

ア行でおぼえるオメガ3オメガ9のオイル

最近は日本の食卓でも日本の伝統的な調味料に加えて、オイルを使用するところが増えてきましたよね。これは一つは減塩指向というものがあると思います。

でもオイル類はたくさんあるので選択が難しいという人も多いでしょう。

基本的にオイル類はオイルの分子構造の鎖の形状によって種類が分かれます。オメガ3、オメガ6、オメガ9の3種類に分けられます。オメガとは「最後の」などの意味があり、分子構造の鎖の終わりから何番目で数字が入っています。

どれも栄養にとって大事なのですが、特に大事なのはオメガ3とオメガ9です。というのもオメガ6は結構加工品に使われていて日本人は意識しないでも十分に摂取している上に、種類が多くて一々覚えるのが大変だということがあります。

オメガ3と9は数が少ないので、これだけは覚えていれば残りはオメガ6とその他だという理解でいいからです。

まずオメガ3ですが、アマニ油、えごま油、シソ油などです。これに最近宣伝でもよくみるDHA、EPAなど青魚などに含まれる油が加わります。オメガ3はオメガ9と並んで人間の体内では生成できないため必ず外から摂取してくる必要があるため、必須脂肪酸と呼ばれています。

シソ油は少し珍しいですが、スーパーで普通に買えるのはアマニとえごまですね。二つとも熱に弱いため加熱処理してしまうと栄養素が壊れてしまいます。

えごまやアマニにはリノレン酸が含まれていて、生活習慣病を予防したりうつ病、イライラ、花粉症はどのアレルギー症状を抑えてくれる効果があります。

次にオメガ9ですがオリーブオイル、キャノーラ油などのほかにアーモンドやアボガドなどにも含まれています。キャノーラ油については販売数も多いですし、健康に良いという意見と悪いという意見がありますのでここでは省きますが、オリーブオイルは長寿食で有名な地中海料理によく使われています。

オメガ9はオレイン酸が代表的で、その効能はオメガ3のリノレン酸とよく似ています。なのでスーパーで迷ったときはオメガ3のアマニえごま、オメガ9のオリーブオイルを選んでおけば問題ないでしょう。

覚え方としてはアマニえごまオリーブ青魚アーモンドアボガド、いずれもア行なので店頭で様々な種類をみてもア行のものを選べばいいということになります。

食べ方使い方ですが、絹豆腐などに使うのはいいかもしれません。オメガ3は熱に弱いので加熱処理が必要な料理には向いていません。豆腐は味が素朴なのでオリーブオイルやアマニ油、時にはレモン酢、かつお節、ネギをかけて食べると飽きずに続けられます。

醤油もいいのですが、どうしても味が濃くなってしまいますし塩分も考えてしまいます。なので調味料として活用しましょう。

2018年7月22日 | カテゴリー : 食事 | 投稿者 : staff

生活習慣病を改善する丹波篠山産「黒豆茶」

丹波篠山(たんばささやま)というと兵庫県は山間にあるのどかな田園風景が広がるおだやかな街です。日本昔話にでてくるような風情があります。

名産品もたくさんあり、たとえば丹波そば、イノシシの牡丹鍋、黒豆、甘納豆、日本酒、丹波産コシヒカリ、山の芋、山椒、栗などです。

今回取り上げるのはその黒豆でつくる黒豆茶です。黒豆は大豆の一種です。黒大豆、ぶどう豆とも呼びます。黒豆が丹波でよく育つのは、この地が山間部の盆地にあり日中は蒸し暑く、夜は涼しくなるという寒暖差の激しい気候であるためです。

黒豆は既に弥生時代には大陸から日本に伝来したといわれています。そして丹波の地で最初に栽培がはじまったといいます。おせち料理の定番というと黒豆ですが、室町時代からと言われています。

黒豆は大豆ですからポリフェノールである”イソフラボン”が含まれています。イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を促してくれますので、女性らしい体つきを維持してくれたり、更年期障害の予防、また骨粗鬆症の予防もしてくれます。

黒豆茶特有の成分としては”レシチン”というものがあります。レシチンは脂質の一種で細胞膜の原料となったり、コレステロールや中性脂肪を低下させてくれ脂肪肝を予防してくれます。

黒豆茶の特徴は豆由来の植物性のたんぱく質が含まれていることです。麦茶には炭水化物が含まれますが、代わりに黒豆茶はたんぱく質がはいっています。数値としては低いのですが、それでも日本人はたんぱく質不足なので黒豆茶はそれを補ってくれるのです。

お茶一般に含まれている成分ですが、サポニンは血圧を下げてくれたり抗インフルエンザという性質を持っています。

黒豆茶に入っていないのはカフェインなので、つまり黒豆茶はノンカフェインの飲み物です。なので妊婦さんや胃腸の弱い人でも安心してお飲みいただけます。

丹波篠山は名産のほかにも再建された篠山城大書院、大正時代建築、デカンショ祭りなど伝統的な観光施設や文化が多いので、観光に是非訪れてほしいと思います。

何気なく摂取しているポリフェノール、その効能と食べ方

ポリフェノールというと最近注目されている植物や野菜などに含まれる成分です。強い抗酸化作用があり、動脈硬化や高血圧の予防などに効果があります。

ポリフェノールは本当にたくさんあり、5000~8000種類あるといわれています。

ポリフェノールとは植物の色に使われている成分です。食べると苦みと渋みがあります。これは植物が虫にくわれないようにするためです。そのためポリフェノールが一番含まれている場所は表皮になります。

ポリフェノールは摂取しても水溶性ですので、しばらく体内に残留した後(4時間ぐらい)は尿や汗などで体外に排出されます。なのでそれなりの頻度で摂取しなければ意味がありません。

なのでやはり飲み物で摂取するのが一番効率的だと思います。

ポリフェノールが多く含まれているのみ物は、コーヒー、緑茶、抹茶、赤ワインなどです。そうなるとやはり緑茶やコーヒーが一番日ごろから飲めるお勧めの飲料ということになります。

それでは食べ物で摂取しようとすれば何がお勧めでしょうか。それは大豆食品です。

納豆にはナットウキナーゼが含まれていますし、豆乳や豆腐にはイソフラボンが含まれています。大豆食品にはこのほかおから、枝豆、みそ、黄な粉、醤油などですね。ちなみにもやしは大豆を暗所で育てたものです。

お勧めの食べ方はやはり豆腐です。豆腐にネギ、ミョウガなどを加えて醤油をかけると自然とポリフェノールづくしのお料理になります。

その他そばにもポリフェノールが含まれており、それが以前記事にもしたルチンです。最近はそばのみダイエットが流行っているようですが、その理由がこのルチンにあります。そばのみを食べるのが大変だというならそば茶を召し上がるというのもいいと思います。

野菜では玉ねぎ、ジャガイモ、トマト、ゴボウ、春菊、パプリカ、ホウレンソウなどです。日本人がポリフェノールを一番とっている食材は玉ねぎからだといいます。

これはおそらくカレーをよく食べるからだと思います。カレーにはルーに玉ねぎが入ってますし、ジャガイモを入れるのも定番ですね。トマトもカレーに添えるサラダボールに入っています。

こうしてみると日ごろ気がつかないうちに何らかのポリフェノールを摂取している人が多いと思います。食べ物を食べてすこし苦みを感じたら、それはポリフェノールである可能性が高いのです。

ポリフェノールに強い抗酸化作用があることは確かですが、ポリフェノールを摂取したからといって脂肪や炭水化物を食べすぎてもOKというわけではありません。あくまでも必要な摂取カロリー内でポリフェノールをうまく利用しましょう。

2018年7月9日 | カテゴリー : 食事 | 投稿者 : staff

ネバネバ食材のすごさ

日本にはネバネバする粘性のある食べ物がたくさんありますが、なかでも代表的なのは納豆ですよね。

納豆がねばねばする理由は、その構成成分であるグルタミン酸が複雑にからまって折りたたまれてるからだといいます。そのために消化吸収に時間がかかり食後でも満腹感が持続して、血糖値の上がりにくい食べ物です。

そのため納豆をはじめに食べておけば、納豆が胃壁のコーティングをしてくれて、その後の摂取した食材の血糖値の上昇を抑えてくれます。

納豆の特徴的な栄養素はビタミンB1B2やサポニンです。ビタミンB1は夏バテを防止してくれるといいますし、B2は吹き出物や肌荒れを防いでくれて美容に良いのです。

またサポニンはがんや動脈硬化を予防してくれます。納豆の粘性は胃の粘膜を保護して、アルコールの吸収から守ってくれますし、そのため脂肪肝の予防になるのです。

他にもネバネバする食材はたくさんあります。山芋、とろろ、昆布、もずく、なめこ、れんこん、オクラ、メカブ、そして以前記事(今注目されているそばの実ダイエット)にしたそばのみもそうです。

これらネバネバ特性を持つ食材に共通した効能は、便秘予防、肌荒れ防止、高血圧予防、免疫力のアップなどですが、例えばもずくやオクラは胃がんの原因となるピロリ菌の繁殖を抑えてくれます。

多くの食材はスーパーで手に入りますが、それでも一番手軽に手に入りやすい食材は、コンビニでも普通に買うことができる納豆です。最近はもずくやメカブなども売られるようになりました。

納豆は野菜などとともに一番始めに摂取することで、後の肉や魚の動物性たんぱく質やごはんなどの炭水化物による血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあります。

粘性のある食べ物は欧米ではあまりありませんし、欧米人はやはり納豆の匂いとともにあの粘りが苦手だそうです。最近はわざわざ粘性を取り除いた商品も出ています。

しかし日本人にとって納豆はやはりその粘りです。ただ納豆をたべると口臭が気になるという方もいます。その場合は食後歯磨きをしっかりするとともに、食後にコーヒーや牛乳をのむといいでしょう。

2018年5月31日 | カテゴリー : 食事 | 投稿者 : staff

水分摂取は万病予防の元

水分は体の3分の2が水分でできている人間にとって欠かせないものです。栄養はとらなくても数週間は持ちますが、水分が足りないと数日でも人間は生きていられません。

最近の研究では、水分摂取が少ないと認知症になりやすいというものもあります。これは水分が不足すると血流が滞りがちになり、心臓が血流を促そうと活発に働くため、高血圧になりやすいからです。高血圧になると、脳血管障害による認知症になりやすくなるリスクが指摘されています。

水分補給を行うと代謝がよくなるといいます。これは摂取した水分が、体内を循環する中で、体温度にまで上昇する際にエネルギーを使うからです。

そもそもカロリーとは「1グラムの水の温度を標準大気圧下で1℃上げるのに必要な熱量」のことです。ダイエットジムで水分摂取を積極的に進めるのは、水分摂取によるカロリー消費を狙っているからですね。

先日亡くなられた西城秀樹さんはサウナが大好きでした。サウナ自体は発汗作用を促し代謝を良くしてくれますが、入り方には注意が必要です。まずサウナに入る前に十分な水分補給を行いましょう。水分補給をしないままサウナで発汗すれば、体から必要以上に水分が抜けてしまいます。

スポーツ中に汗をかいて喉が渇いたら水分を十分に取らないといけないことと同じで、サウナに入る前に、またその後にも十分な水分をとりましょう。

水分摂取のポイントは、喉が渇いたら、渇いてから、飲むのではなく、ちびちびと少量を頻繁にです。一度に大量に飲んだとしても、体内に止めて置ける水分量は決まっているので、トイレに行ってしまう回数が増えてしまうだけです。

ただし筋肉は水分を保持する量が脂肪と比較して大きいので、筋肉量が増えればそれだけ欠水分耐性は強くなります。スポーツ選手が試合中に水分を取らないでも動ける理由の一つにこれがあります。筋肉は水分を体内循環させるポンプの役割とともに、水分をストックしておける貯水槽の役割も果たしているのです。

すでに熱中症による患者さんがでています。特に筋肉量の少ない高齢者の方は気を付けていただきたいと思います。

今注目されてるそばの実ダイエット

今ダイエッターの間で「ソバの実」が注目されています。そばの実には”レジスタントプロテイン”が含まれており、これが脂肪とコレステロールの吸収を抑えてくれるからです。

抑えてくれる理由は、脂肪分やコレステロールは腸内で分泌される胆汁とくっついて吸収されるのですが、このレジスタントプロテインはその胆汁の分泌を抑えてくれるからです。

なので食前にスプーン一杯分の実を召し上がることで、余分な脂質とカロリーの吸収を抑えてくれるのです。ただし、そばの実を食べるだけでやせるというようなものではなく、あくまでも余分な脂質を抑えてくれるといったものだと思います。

ただし個人的には食前に召し上がると、食後に満腹感が持続するような気がします。

作り方ですが、まずそばの実を1時間ほど水に漬けます。ゴミなどが浮いてきますので取り除きましょう。その後、実をお鍋で15分ほど煮ます。その後ザルの上にひきあげて、冷水でゆがいてぬめりをとってください。あとはタッパにいれて食前にスプーン大の実を食べましょう。

保存については冷蔵庫にいれてもせいぜい3日ぐらいしかもたないので、一度にあまり作りすぎないのがポイントです。そばの実はネット通販でもスーパーでも売られているので、問題なく購入できます。

食感は軽くて玄米のそれを少し柔らかく角をとったようなものです。実際白米に混ぜて玄米食のように食べる食べ方もあります。味は炭水化物も含まれているのでほんのりと甘いのですが、白米ほどではありません。

そばの実にはビタミンであるルチンと呼ばれるポリフェノールの一種が含まれています。これが抗酸化作用をもっており、血管の劣化を防ぎ、高血圧予防にもなるのです。

レジスタントプロテイン自体は食物繊維なのでお通じに良いですし、体内で吸収されにくいので腸までカプセルのように運ばれるのです。

それでは市販のそばを食べればレジスタントプロテインが摂取できるのではないかと考えてしまいますが、そのようなそばには肝心の成分が抜けてしまってるため(プロテインやルチンは皮の部分に集中して含まれる)、実自体でないとあまり意味がないのです。

ただしそばにはアレルギーがあります。毎日大量のそばの実をたべるとアレルギーになる体質の方も出てくると思うので、分量を守って食べすぎないように気を付けてほしいと思います。小さなお子さんにはお控えいただくようお願いします。

そのイライラ、食生活が影響しているかも

最近イライラしてどうも感情の起伏が激しい、何でもないことに一々イラついてしまうと悩んでいる方もおられるかもしれません。

仕事での悩みや人間関係に疲れてると、ちょっとしたことでもカッとなってしまうこともありますが、そのような外的な要因以外のものとして、日ごろの食生活が怒りっぽさに影響しているかもしれません。考えられるのは鉄分不足です。

鉄分が不足するとなぜ感情に影響してくるのかといいますと、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンといった神経伝達物質の生産に影響してくるからです。これらのホルモンは人に多幸感や充足感を与えてくれるのですが、鉄分が不足すると生産されなくなります。

鉄分不足は人間の感情に影響するのですが、それ以外にも例えばめまいや頭痛、息切れ、動悸、疲れやすい、だるいなどが症状に出るといわれています。なのでこれらの症状が複数でているなら鉄分不足の可能性が高くなります。

鉄分が含まれている食べ物というと、レバー、いわし、さんま、あゆ、こんにゃく、にぼし、あさり、しじみ、カレー粉などです。おすすめは気軽に摂取ができる豆乳、煎茶、紅茶などの飲み物です。

鉄分不足以外にイライラに影響するものとしてカルシウム不足がよく言われます。ただこれについては現在では疑問が多いとされています。

といいますのは血中のカルシウム濃度が下がるとイライラが起きるというのは知られているのですが、これは主にホルモン異常によって引き起こされるもので、カルシウム摂取量が少ないから起こるものではないからです。

鉄分はよく運動をする人が不足しがちな物質です。というのも運動時の汗から体外に流出するからです。なのでランニングなどを日ごろ習慣にされてる方は貧血になりがちです。走行前、後、豆乳を飲んで鉄分を補給しましょう。

2018年5月16日 | カテゴリー : 食事 | 投稿者 : staff