呼吸をコントロールすることで感情をコントロールしましょう

呼吸は自律神経によって支配されていますので、普段は意識されませんが、一日に何回呼吸しているかご存知でしょうか。

答えは”2万回”になります。なので睡眠時の呼吸数は大体4000回となります。そのため睡眠時無呼吸症候群のように呼吸に大きな影響を与える症状がでると、体調にも悪い変化を与えることになるのです。

呼吸はほかの自律神経によって駆動される消化や循環と違って、自分の意識である程度コントロールできる点で特異です。呼吸を止めたり延ばしたり、深い呼吸をしたり浅い呼吸をしたりとある程度自分で操作できます。

呼吸によって自律神経のバランスは変わってきます。基本的には鼻から吸うと交感神経が働き、口から吐き出すと副交感神経が働きます。

ストレッチをやるときに呼吸を意識して、特に吐くことを意識するよういわれますが、これは吐くことで副交感神経を刺激してリラックスすることで、身体が伸びやすくなるからですね。

吸う時間の倍の時間を吐きながらストレッチをすると、いつもなら伸びない部分が意外と伸びたりします。逆に鼻からスっスっスっと息を吸うと、何となく体の内部から熱くなってきて、目が覚める感じがします。これは交感神経が働き出して身体に活がはいるからです。

一般的に肉体の構造上男性は吐くのが苦手、女性は吸うのが苦手と言われます。逆に言うと男性は吸うのが得意で、女性は吐くのが得意です。このため男性はより活動的感情的になりやすいですし、女性はよりリラックスかつ冷静になりやすいといえます。

なので呼吸を意識するときは男性は吐くことを、女性は吸うことを意識すれば自律神経のバランスが取れてくると思います。ポイントは吸うときは鼻から、吐くときは口からです。

最近”キレる”大人が増えているといいますが、これにはストレス社会ということもありますし、また日ごろから多くの人が呼吸を意識していないということもあると思います。

もし頭に血が上ったなら、鼻から吸って口からゆっくりと吐き出しましょう。2~3回もすれば怒りは落ち着いてしまいます。

このように呼吸は自律神経によって駆動されるといっても、ある程度は人間の意志でコントロールできるものですから、うまく使い分けてこのストレス社会を乗り切っていってほしいと思います。

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