お風呂場でのめまいは自律神経の不全!?

お風呂から上がった時に、ちょっと立ち眩みがしてそのまましゃがんでしまう経験はありませんか。よく貧血によるものだと勘違いされるのですが、これは自律神経の不調から来る「起立性低血圧」です。

自律神経というのは興奮をつかさどる交感神経と、鎮静をつかさどる副交感神経のバランスによって成り立っています。このバランスが何らかの原因で崩れると体に様々な不調が現れるのですが、その一つがめまいです。

自律神経は血流を血管を拡張したり、収縮させたり、心拍数を上げたり下げたりしてコントロールしています。お風呂に使ってるとリラックスさせる副交感神経が活発になり血管は拡張します。その段階で湯舟から上がって立ち上がると、体中の血液がドッと下にさがり、頭の血流が一時的に滞ってしまいます。そのためめまいが起こるのです。

このため起立性低血圧の症状が出た場合は、自律神経のバランスの回復を促すことが必要です。そのためには日ごろのストレスを緩和するような睡眠、呼吸法、姿勢、歩き方、食習慣など総合的に見直していく必要があります。

また風呂場でのめまいのみならず肩凝りや頭痛も起こっているのならば、それは頭への血流が滞っている状態が恒常的にあることを意味しています。その場合は頸と肩の筋肉が収縮して凝り固まってるケースが多いのです。

現代人は、特にスマホがでてきてから、あの小さな画面を四六時中のぞき込むことが習慣になりました。これは人類始まって以来のことです。そのためただでさえ重い頭部を支える頸部に余計な負担がかかり、頸部の筋肉と骨にゆがみを与えています。

頸部には頭蓋骨と視線の位置を微調整してくれる後頭下筋群(画面上の赤い部分)と呼ばれる部分があります。この筋肉が凝り固まると、付近を走っている眼球につながる視神経や頭の後ろを微細に走る後頭神経を圧迫したりして血流が悪くなったりすると、頭痛やめまい、吐き気などが起こるのです。

ここが凝り固まる理由は長時間の猫背とフォワードネックを伴う座位姿勢です。猫背になっているとパソコンの画面をのぞこうとして自然と頭とあごが前に出ます。この姿勢は頸に大きな負担がかかるのです。

自律神経の乱れを治すには例えば呼吸法を改善するとか、睡眠などの生活習慣を改善するとかありますが、ここではもっと直接的な方法として首と肩のストレッチを考えてみたいと思います。

頸後部を親指でもみほぐしたり、肩を回したりして軽いストレッチをしてあげましょう。ただし注意点があります。頸椎は頭部につながる非常に繊細な部分であり、もともと大きな動きをするところではありません。可動域が限られていますし、無理やり力をいれたりすると大きなダメージを与えかねません。紹介する動画のように手順とフォームを守ってやってくださいね。

YouTube Preview Image

またそもそも猫背やストレートネック、座り姿勢を根本的に見直すことが大切です。

This entry was posted in 生活習慣. Bookmark the permalink.