ランニングシューズの選び方

ランニングの際に大切になってくるのはシューズ選びですよね。ここではランニングシューズの選び方、視点について簡単に紹介したいと思います。

まずシューズの底の厚さが大事です。底の厚いシューズは弾力性とホールディングに優れ、着地の際の衝撃を吸収してくれるためにトレーニングの負担を軽減してくれます。どちらかといえば、まだ足の筋肉ができていない初心者やホビーランナーさんには底の厚いシューズがおすすめになります。

厚いソールは次の日に疲れを残さずに継続してトレーニングができますし、その分距離も伸びます。スピードよりも距離を重視する人にも効果的です。

ではうすいシューズはどうでしょうか。薄いということは軽いということです。なのでスピードを重視するようなハイアマチュア選手はこういうプロ仕様の薄い靴底のシューズを選びます。うすいぶんクッション性が薄いため、着地した際の衝撃は大きいのですが、こういうタイプのシューズを履く人は走りこんでいるため体重も低く、また脚力もついているためそれが緩衝材となり、負担がかかりにくい体質になっています。

次に大事なのは着地の仕方です。ランニングには着地の仕方によってい大きく3つに分かれます。つまさき(フォアフット)、真ん中(ミッドフット)、かかと(ヒールストライク)です。日本人は一般的にかかとから着地するランナーが多いですね。

そのため日本人ランナー用に作られるシューズはかかとが厚いタイプのシューズが多いのです。かかとから落ちる走り方の利点は日本人のようにあまりふくらはぎやアキレス腱の発達していないランナーでも自然な感覚で走れ、負担が少ないことです。

かかとから着地して、つまさきをはねて前に進みます。これは日本人なら誰もが自然と思い浮かべる走法でしょう。それ以外の走り方は想像しがたいと思います。

しかし欠点もあります。かかとから着地する際、足が伸び切っているためその衝撃がもろに足にきます。またかかとから着地してつま先をけりだすまでに接地時間が長くなり、その分だけ効率性が悪くなります。つまりスピードが出にくい走り方なのです。

ヒールストライクに適したシューズはかかとが厚いタイプです。こういうタイプのシューズを”高ドロップ”と呼びます。ドロップとはつま先のソールの高さとかかとのソールの高さとの差を意味します。この差が大きいタイプのシューズを高ドロップシューズと呼びます。

高ドロップならかかとから着地するのでその衝撃を和らげてくれますし、そのままつまさきではねて次のステップに移れます。日本のメーカーのシューズは日本人用に作られているため、種類も豊富ですし問題なく選んでほしいと思います。

次にミッドフットの走り方です。ミッドフットはいわば足の裏をハンコのようにして着地するので、足はひざのところで曲がった状態で着地します。このためフォアフットよりも足への衝撃が少なくて故障になりにくいのです。またフォアフットよりも足裏の接地時間も短く、スピードが増します。

ただしこのような走り方は、トレーニングを積み重ねないとすぐにフォアフットやかかとから着地する走り方に戻ってしまいます。またふくらはぎなど、特定の筋肉を鍛えないといけません。

ミッドフットの走り方に合うシューズは、ソールが平坦で特定の部位に偏って厚くなっていないものになります。こういうタイプのシューズを”フラットソール”と呼びます。フラットソール型のシューズもよく売られているので問題なく購入することができると思います。

最後にフォアフットです。フォアフットは今やマラソン界を席巻しているアフリカの選手が得意な走法です。つま先で着地してそのままリズミカルに走り抜けます。そのためスピードのある走り方、ストライドの大きな走り方が可能になります。

ただしこの走法を日本人が無理にやろうとするとケガをしやすくなります。そもそも日本人の走りは骨盤が落ちて重心もかかとよりにあるため、アフリカ人のような走り方をするとアキレス腱やふくらはぎを痛めることになります。

フォアフット走法を日本人で意識的に取り入れているのはオリンピックの上位を目指すような一握りのトップ選手だけですので、無理に取り入れる必要はありません。それでも特に海外メーカーを中心に日本でも入手できるシリーズがありますので参考にしてほしいと思います。

ランニングは基本的に道具がいらないコスパに優れたスポーツです。なのでランニングシューズには投資してもいいと思います。ただし自分の走り方やレベルに応じたシューズを選んでほしいですね。じゃないとタイムが伸びないどころか故障の原因になります。

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