健康寿命を決める歩行寿命

日本人の平均寿命は男性が80歳、女性が87歳となっています。これに対して自立した生活が可能である平均健康寿命はそれぞれ男性は71歳、女性は75歳です。なので、男女ともに約10年間は寝たきり状態で過ごすことになります。

この状態をできるだけ減らすためには、つまり健康寿命をできるだけ伸ばすために大切なことは、まずなによりも歩行寿命を延ばすことです。前回に続いて引き続き週刊現代の特集「歩行寿命を延ばす正しい歩き方」から、その内容のさわりだけですが紹介したいと思います。関心を持たれた方は是非雑誌のほうを参考にしてほしいと思います。

一般的に50歳を超えると全身の筋肉量はガクッと低下します。特に下肢の筋肉は著しく低下します。筋肉量の低下はひざへの負担を増加させ、ひざが悪くなると最終的には歩けなくなるということになります。

いわゆる「寝たきり」になるのは、その原因の4分の1が運動器の故障、つまり歩けなくなることで発生しています。なので歩行寿命を延ばすことが健康寿命を延ばすことにつながるのです。

夏ならともかく、この寒い中で早朝にウオーキングされる方は少ないと思いますが、朝夕どちらが散歩に適しているかというと、成長ホルモンの分泌が盛んになる夕方のほうがウオーキングに適しています。

人間の体温は夕方時に最も高くなり、ウオーキングすると血の巡りがよくなり、成長ホルモンの分泌も盛んなので効果的です。この時間帯でのウオーキングは次の日に疲れを残しにくく、継続してウオーキングができます。

今のような寒い季節に無理に屋外で散歩する必要はありませんが、どうせやるなら日中の暖かい時間にがんばってほしいですね。

また歩行後のケアも大切です。筋肉に疲労がたまると固くなり、血行障害がでて疲れと痛みが取れませんし、ケガの原因にもなります。リンパと血行の流れをよくするためにはちょっとしたマッサージが大切です。

大事な箇所は足指、足裏、足首、そしてふくらはぎです。足指はまず手で曲げ伸ばししてあげましょう。足裏は土踏まずを指圧してあげましょう。足首はゆっくりとまわしてあげましょう。ふくらはぎは両手を使ってさすってあげましょう。

最後に歩行寿命を延ばす10か条を紹介します。

・無理のない歩幅で
・足の間隔は5cm
・骨盤を少し前傾させる
・丹田を引き締める
・目線は10~15m先に
・かかとから着地する
・着地の時はひざの関節を延ばす
・腕を大きく振りすぎない
・上下動を小さくして歩く
・歩数は1日8000歩まで

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