歯磨きは歯をきれいにするだけじゃなかった!?

インフルエンザが相当流行っているようです。特に関西では流行が激しいようですので、ぜひこちらの記事(お医者さんが実践している6つのインフルエンザ対策)を参考に、予防対策してほしいと思います。

さて歯磨きというと、歯を磨くことで歯や歯茎を清潔に保ち、虫歯になることを防ぐことが目的ですが、最近歯磨きの大切さがそれだけではないことがわかってきました。

一つは上で述べたようにインフルエンザや風邪予防です。歯磨きをすることで口腔内にたまったウイルスを洗い流すことができます。

ウイルスは一定時間内にたまっていきますので、回数を多くして口腔内にウイルスをためないことが肝心です。なので一回の時間も大切ですが頻度も大切です。理想は食後の1日3回です。

それでもなかなか歯磨きの時間が取れないという方は、水分を頻繁に口に含むとよいでしょう。カテキンには殺菌効果があるといわれていますから、できればたとえばペットボトルのお茶を手元に置いて飲んでほしいと思います。

もうひとつは最近明らかになった認知症予防のためです。認知症と歯周病の関係については、ずいぶんと相関関係にあるということがいわれてきましたが、医学的には今一そのメカニズムがはっきりしていませんでした。

こちらの朝日新聞の記事によりますと、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)、名古屋市立大学などの研究グループが解明したメカニズムによりますと、歯周病菌が増殖すると、サイトカインと呼ばれるたんぱく質が増え、それが血液に乗って脳内に進入し認知症の原因となる脳内のアミロイドβの増加につながるのです。

認知症と並んで現在国民病ともよばれる糖尿病についても歯周病との関係が指摘されています。歯周病により、ハグキの中で作り出されるサイトカインなどの炎症性物質は、血液を介して血糖値を下げてくれるインスリンの働きを妨げ、糖尿病を悪化させる可能性があるのです。

歯周病は口臭の原因にもなりますし、多くの合併症の原因となります。病院に行くような重症になる前に、しっかり歯磨きをして病気にならな入り口のところで食い止めたいですね。

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