糖尿病予防になる果物とその食べ方

果物には基本果糖が含まれていますので、血糖値をあげてしまう効果をもっています。しかし血糖値を気にするあまり、果物が食べれないというのも残念なことです。果物中にはそれほど血糖値をあげない種類もありますし、上げないための食べ方というのもあります。ここではそのいくつかを紹介したいと思います。

まずキウイです。キウイの糖質は100g当たり12g程度と、フルーツの中では低カロリー低糖質となっています。鉄分の吸収を助けて造血を促してくれる銅も豊富に含まれていますので、貧血気味の女性にもおすすめです。

キウイの食べ方のコツは、皮ごと食べることです。キウイの皮にはポリフェノールがたくさん含まれています。ポリフェノールには高い抗酸化作用があり、老化やガンを抑止してくれる効果をもっています。皮についている細かいうぶ毛が気になる方も多いと思いますが、その場合はスムージーにしたりして飲みやすくして摂取してほしいと思います。

次の果物はバナナです。バナナについては以前にも記事にしましたが、特にアスリートにとって欠かせない食材の一つです。実は高血糖を是正してくれる働きもあるのです。

バナナにはカリウムが含まれていて、これがエネルギー生産である糖代謝を促しくれる効果があるのです。また最近の研究ではメラトニン不足が糖尿病の発症リスクを高めることが指摘されていますが、バナナにはこのメラトニンが豊富に含まれています。

例えば朝食にバターを塗ったトーストをバナナに置き換えてやるだけで、カロリーは三分の1以下、糖質は半分以下、カリウムは3倍以上になるといいます。緩やかな糖質制限を考える方にはよいひと工夫になると思われます。

最後にブルーベリーです。ブルーベリーは昔から目に良いとされ、CMでもよく見かけますが、これはブルーベリーに含まれるβカロテンが、網膜で光に反応するロドプシンという物質の再合成に使われて、眼精疲労を癒す効果を持っているからです。糖尿病は網膜の合併症を引き起こすといわれており、その意味でもブルーベリーは糖尿病の合併症予防に効果的なのです。

ブルーベリーの青色は、アントシアニンというポリフェノールの色素から来ているのですが、キウイと同様に抗酸化作用をもっていますので、活性酸素を除去すると同時に毛細血管の内壁が酸素で傷つくのを防いでくれるのです。同時に果肉に含まれている渋み成分であるタンニンは、腸の粘膜を抑えて糖の代謝を整えてくれます。

このように果糖が含まれている果物類でも、食材を選んだり、食べ方を工夫すれば、不必要な血糖値の上昇をふせぎ、糖尿病予防にもつながります。ほかにもたくさんの効果的な果物がありますので、関心を持ってほしいと思います。

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