咀嚼力を支える下半身の筋力

長生きする高齢者の特徴をみてみると、よく噛みよく食べるということが言われています。よく噛むことで活性酸素を減らすことができ、それがガン予防につながるといわれています。

それではその咀嚼力というのはどこから来るのでしょうか。

咀嚼力を細かく見てみますと、咀嚼筋と呼ばれる顎周りに筋肉にその力はあります。この咀嚼筋をさらに細かく分類すると側頭筋・咬筋・外側翼突筋・内側翼突筋の4種類があります。これらの筋肉が連動して動くことにより咀嚼する力が生まれるのです。

そして咀嚼力は顎を動かすことで生まれてきます。よくしゃべり、よく食べて噛む回数の多い人は自然とあごの力が鍛えられるのです。

またこれらの筋肉は顔の表情をつくることでも大切な筋肉です。日ごろから表情を豊かにできていれば、人とのコミュニケーションもスムーズにいくことになり活動的になり、歩く食べる話すの好循環が生まれることでしょう。

なので食事時によく噛むことが習慣になっている方は、唾液の分泌も盛んになりますが、唾液にはペルオキシターゼというたんぱく質が含まれていて、これには殺菌力があるので活性酸素を減少させてくれるのです。

そしてよく噛むことと同時に租借力には下半身の力、脚力が必要です。日ごろしっかり歩ける人は、かむ力も同時に発達しているといわれています。歩いてると口にしっかりと力がかかり、これが自然と咀嚼筋を鍛えてくれているのです。

これは逆も言えます。噛む力があるひとは脚力もしっかりとしていることが多いのです。これはスポーツ選手なら日ごろ感じていることだと思います。食いしばる力がなければ、手足にうまく力を伝えられないのです。

このように咀嚼力と脚力というのは連動しています。咀嚼力の衰えは脚力の低下につながり、脚力が弱くなると転倒するリスクも上がってしまいます。よく噛み、よく食べて、よく動く、それは何歳になっても大切なことなのです。

This entry was posted in 生活習慣. Bookmark the permalink.