遠近両用メガネをうまく使いこなす

週刊ポストの今週号で、目の悩み特集「遠近両用メガネスペシャル・老眼用メガネはここまできた」をしています。そのなかで遠近両用メガネについてのためになる記事がありましたので、ここでもその内容の一部を紹介したいと思います。

よくある誤解ですが、老眼になっても老眼鏡をかけると症状が加速してしまうではないかと考えてしまい、老眼を使うことを躊躇してしまうことがあります。しかしこれこそが間違いの始まりです。

無理に裸眼でみようとすると眼精疲労から目を傷めたり、肩や首への負担がかかってしまうからです。

老眼の原因は水晶体の調整能力の衰えにあります。水晶体の調整力は20代をピークに年々低下し、40代で自覚症状がではじめ、50代ではほぼすべての人が老眼になるといわれています。

水晶体はカメラのレンズのように対象物にピントを合わせる機能を持っていますが、このピントを合わせる能力が落ちると、ピント合わせに時間がかかったり、はてはピントが合わないまま対象物がぼやけて映ってしまうことになります。

老眼鏡といってもその用途は個人によって大きく変わります。パソコンを見るためか、絵画をかくためか、ゴルフで使うのかなどです。なので本来はその用途ごとに老眼鏡が必要になります。

最近の流行は、一目では老眼鏡とはわからない「遠近両用」眼鏡ですね。「中近両用」とか「近近両用」な眼鏡も出てきています。

遠近両用メガネには累進屈折力レンズが不可欠ですが、難点は”ゆがみ”が生じることです。遠用と近用の度数の差を「加入度数」と呼びますが、この数字が大きいほどゆがみが生じやすくなります。初めて使う人だとこのゆがみに慣れるまで時間がかかります。

そこでフレームの選び方が大切になります。レンズの縦の長さを長めの32mm以上に設定すれば、遠用部から近用部への距離がその分だけ長くなりますので、度数変化も緩やかになり、目に負担をかけにくくなります。

このように累進屈折力レンズになれるためには、加入度数が小さいレンズから慣れていく必要があります。ですので45歳くらいまでには屈折レンズの使用に慣れておくのが理想だといいます。結構早いですね。

老眼鏡を作る前にまず眼科を受診することをお勧めします。といいますのは初期の老眼の症状は白内障や緑内障の症状と似ているからです。

また眼鏡店はやはり老眼の症状を自分でよく理解されている40代以上の店員さんがいるお店がよいでしょう。

そしてレンズの更新期限ですが2年を目安にするのが良いとされています。フレームが微妙に変形していたりして焦点が合わなくなっている場合もありますし、ガラスやプラスティックのレンズは知らず知らずのうちに傷つき、コーティングが剥がれたりして劣化しています。

目に負担をかけないためにも、早め早めの対応を心掛けたいですね。週刊ポストの特集はシリーズで目の悩みについて特集していますので、詳しくは雑誌をご覧ください。

This entry was posted in 生活習慣. Bookmark the permalink.