ミックスジュースには豆乳やダイコンを

ミックスジュースというと、関西は大阪発祥の飲み物です。新世界にある千成屋珈琲店という喫茶店が、牛乳と果物を複数混ぜて飲み物として出したのが始まりだといわれています。残念ながらもう閉店してしまいましたが。

今ではミックスジュースのほかに、”フルーツオーレ”とか”フルーツ牛乳”とか色々な呼び方がありますね。最近は氷を加えて”スムージー”だとか”コールドプレス”とかという呼び方もあります。野菜を加えたものは野菜ジュースと呼びますが、複数のものをすりつぶして飲み物にするところは同じですね。

果物中心のミックスジュースを飲むメリットとしては、なんとなくビタミンや食物繊維がとれて体にいいというイメージはあると思いますが、期待しすぎるのは禁物です。というのは、ジュースにすることで水溶性のビタミンが壊れてしまい、栄養分としてはあまり意味のあるものではなくなってしまうからです。

またデメリットもあります。果物をすりつぶして出る液体には、「ショ糖」とよばれるブドウ糖と果糖を合わせた糖質成分があります。これを空腹時に飲むと、一気に血糖値を上げてしまうリスクがあるのです。

ですので個人的には、ミックスジュースは健康のためというよりは、嗜好的な飲み方が良いと思います。あのさっぱりとした味わいややさしい甘みが、仕事や遊びに疲れて一息つきたいときの一幅の清涼剤になると思います。

そこでお勧めしたいのが、豆乳やダイコンを加えてみるということです。豆乳といっても砂糖が加えられていない「無調整」豆乳のほうです。豆乳自体は糖質が少なくイソフラボンが多い、低糖質高たんぱくの代表的な飲み物です。

豆乳は食事前に飲むと、糖質の吸収を遅らせて血糖値を上げにくくする働きがあるといわれています。ですので、一緒に飲むことで糖質の吸収を阻害するクッションのような働きをしてくれるのです。

またダイコンをお勧めするのは、不溶性食物繊維の量が比較的多いからです。果物類には水に溶ける食物繊維である水溶性食物繊維は多いのですが、不溶性は少ないのです。ダイコンはこのミックスジュースに不足しがちな不溶性食物繊維を補ってくれる効果があります。ちなみに不溶性食物繊維の多い意外な食品はポップコーンやとうがらし、抹茶などです。

また不溶性は水を含むと膨張する性質があり、胃の中で膨らむことで満腹感を満たしてくれる効果があります。またダイコンにはアミラーゼと呼ばれる酵素が含まれており、便秘や老化の防止に役立つといわれています。

ただし夏に暑いからと言って、あまり氷をいれてスムージー状にして飲むのはお勧めしません。どうしても胃腸を冷やしてしまうからです。なのでダイコンを加えることで、シャキシャキとした食感が氷をいれなくても清涼感を満たしてくれるのでお勧めなのです。

既製品のジュースはやはり成分調整がされていて、飲みやすくするために食塩や砂糖などが必要以上に入っている場合がありますので、自分で作るミックスジュースはできるだけ健康にも配慮したものにしたいですよね。

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