首筋を温めて快眠生活

夜、快眠するためには副交感神経を優位にすることが必要です。副交感神経とはリラックスをつかさどる自律神経で、心身の健康には興奮をつかさどる交感神経とのバランスが大事だといわれています。

残念ながら副交感神経は年齢とともにその活動が衰えていきます。副交感神経は20代をピークに30代でがくっと落ち、40代では20代の半分以下になってしまうといいます。

冬ももうすぐ終わろうとしていますが、寒い季節には厚手のコートを着るよりも、首元にマフラーやネックウォーマーをして風を通さないほうが温かく感じますよね。これには冷たい空気が首元から入って体全体を覚まさないようにするというのがまずありますが、それだけではありません。

もう一つの理由は、首には脳と体幹をつなぐ大きな血管と、内臓機能を正常に保つ迷走神経や交感神経が集中している星状神経節が走っているからです。

迷走神経というのは大部分は副交感神経の束でできた神経で、心拍数や胃腸の蠕動運動や発汗などをつかさどる機能を担っています。また星状神経節というのはその名のとおり星の形をした交感神経のかたまりで、頭や首、肩にかかわる血流を調節する役目を負っています。

首周りの大きな血管の部分を温めることで、血流が回復して副交感神経が活性化して自律神経がよくなるというわけです。KKベストセラーズが発行している雑誌「一個人」が「自律神経の賢い整え方」という特集をしています。

その中で順天堂大学の医学部教授の小林弘幸さんが奨めているのは、熱い蒸しタオルを首周りに巻くことです。10分ほど巻いてみると体が暖かくなり、コリも取れて体調がよくなるそうです。

このほか、お風呂に入ったときは、湯船に首まである程度の時間つかるというのも効果的です。特に半身浴と組み合わせることで、深部の体温が39度前後になり、心地のよい入眠につながるといわれています。

This entry was posted in 生活習慣. Bookmark the permalink.