漢方薬とのつき合い方

テレビ朝日の「たけしの家庭の医学」で漢方が特集されていましたので、漢方との付き合い方についてここでも紹介したいと思います。

まず漢方の飲み方としては次の3点は原則として頭に入れておいてほしいと思います。

・ぬるいお湯と一緒に飲む
・空腹時に飲む
・同じ漢方薬を1か月程度は続けて飲む

です。温かいお湯と飲むのは漢方薬を溶かして飲んで、胃で吸収させやすくするためですね。ただ必ずぬるいお湯と一緒に飲む必要があるかといえばそうではありません。

ポイントは漢方薬の名前の後ろに「~湯(とう)」「~散(さん)」「~丸(がん)」のどれがついているのかということです。「湯」がついていればそれは温かいお湯と一緒に飲む薬だということを示していますし、「散」や「丸」なら冷えたお水で飲んでもかまわないとされています。それぞれ葛根湯、龍角散、正露丸を思い浮かべていただくと納得できると思います。

普通のお薬ですと食後に飲むのが良いとされていますが、漢方薬は自然由来の生薬(しょうやく)なので、食べ合わせなどを考えるとやはり空腹時に飲むのが一番効果的だといわれています。

漢方薬は一般的には長期間服用しながらその効果を確認するのが良いとされています。というのは漢方薬は体質を整えていくタイプの薬なので、その効果が表れるのにはある程度の時間がかかりますし、またその漢方薬がその人にあっているかどうかは個人差があるためです。

漢方のことを先ほどもいったように”生薬”と呼ぶことがありますが、これは西洋医学の薬のように原料から精製して純粋な成分のみを取り出すようなことはしないことを意味しています。ですので漢方というのはいくつかの成分が合わさって複合的で長期的な効果を期待して飲むものなのです。

もちろん即効性のある漢方薬というのも存在します。例えば「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」という漢方薬は足がつったときに飲むと短時間で効果がでてきます。

また風のひきはじめには葛根湯(かっこんとう)といわれるように、葛根湯は漢方薬の中でもかなりメジャーで即効性のある薬だといえます。

漢方薬はぬるいお湯と飲むのが一番いいといいましたが、実際のところ漢方薬というのはかなり苦いものでまさに苦手としている人も多いと思います。自分はまず漢方の粉をのどの奥まで一気にいれて、そのあとお湯で洗い落とすように飲むというやり方をしています。これだと舌で味わう必要がないので、苦みを感じなくて済むからです。

苦いからと言ってジュースやミルクと一緒に飲んだりするのは、やはり飲み合わせの点であまりよろしくないことがありますので、飲み方を工夫してお湯やお水で飲んでほしいと思います。

漢方についてはやはり専門医がいる薬局で、日ごろから顔なじみの関係になっておけば、適切な処方を期待することができます。ぜひそのような薬局を見つけてほしいと思います。

This entry was posted in 生活習慣. Bookmark the permalink.