どんなに歯磨きをしても口臭が取れない場合は

口臭って気になりだすと、いつまでも気になってしまうものです。実際にはたいしてでていなくても、本人にとっては気になって、相手に顔向けて話せなくなったりして事態は深刻です。

しかし実際に口臭が強くて、どんなに歯磨きをしても口臭がなくならない場合は、自分の唾液分泌能力を疑ってみてください。フジテレビの「その原因、Xにあり!」という番組において、口臭への対策が取り上げられていましたので、ここでもその内容を紹介したいと思います。

先ほど口臭には唾液が関係していると書きましたが、唾液には2種類あります。ご飯を食べたときにでる消化吸収のための唾液を”刺激唾液”、これに対して通常時24時間分泌される唾液を”安静時唾液”と呼びます。口臭に関係するのは後者の安静時唾液です。

唾液の分泌が少なくなると扁桃の穴に、俗に”臭い玉”と呼ばれる成分がたまりやすくなります。この臭い玉はウイルスや雑菌の集合体です。この臭い玉で問題になるのはいわゆる硫黄臭です。温泉にいくと硫黄臭がすごいところがありますよね。卵が腐ったようなにおい、あれが口臭でも問題になるのです。

つまりしっかり歯磨きをしたり、内臓に問題がないのに口臭がするという人は、この扁桃の穴につまった臭い玉が原因となっている可能性があるのです。

臭い玉による口臭がひどい場合は、耳鼻咽喉科のお医者さんに診てもらって直接除去してもらいましょう。自分でやると扁桃腺を痛めることがありますのでおやめください。お医者さんに行けば口臭の度合いを客観的な数値で測定してくれるので、口臭が思い込みによるものなのか本当に臭いのかが判断できます。

臭い玉がたまりやすくなるのは唾液の分泌が減少しているからだといいましたが、これには加齢によるものと口呼吸が習慣になっている場合があります。口呼吸だとどうしても口内が外気を取り込むことで乾燥します。口呼吸の人は意識して鼻呼吸に変えていきましょう。

一般的に安静時唾液が少ない状態を「ドライマウス」といいますが、自分がドライマウスになっていないか判別する項目がありますので参考にしてください。一つでも当てはまると、ドライマウスと判断されます。

・口の中がネバネバして話しづらいことがある
・乾いた食べ物が食べにくい
・食べ物の味がわかりにくい
・のどや舌がよくひりひり痛む
・唇がよく荒れる

さてそんなドライマウスを治して、常に十分な唾液が分泌されている状態にするためには、そのための運動が必要です。それを”カチカチ・ベロベロ体操”といいます。この体操は以下のようなものです。

・口を大きく開けてカチカチと36回鳴らす
・舌を外に出し、右に12回左に12回回す
・溜まった唾液を飲み込む

唾液を飲み込むのはそれによって扁桃にたまっている臭い玉を洗い流すためです。このカチカチ体操が有効なのは、唾液の分泌をつかさどる口蓋内部の耳下腺、舌禍腺、顎下腺という3つの腺の働きを活発化させてくれるからです。

もちろん日ごろからの歯磨きや舌磨きも大切です。口臭には精神的な原因の場合もありますから、日頃悩んでいる人は専門家に相談して客観的に判断してもらいましょう。

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