寒い季節には脳こうそくの初期症状に注意して

強い寒波の影響で最近は本当に寒い日が続いています。風邪やインフルエンザに注意するのはもちろんですが、脳卒中や脳梗塞についても注意が必要です。

脳こうそくの2013年度の都道府県別の発症率をみてみますと、トップ3は岩手、秋田、山形と東北3県が占めています。逆に発症率の低いのは沖縄、愛知、神奈川となっています。様々な要素が絡み合っているので一概には言えませんが、やはり寒い地方での発症率がトレンドとして高いことは確かなようです。

最近、女優で歌手の河合美智子(48)さんが、脳出血でリハビリ中だということが報道されていましたが、比較的若い河合さんの事例はほかの方にも参考になると思います。

河合さんは結構なお酒好きで、またアテとして塩っけのあるものも好物だそうです。もともと河合さんは高血圧の症状をお持ちだったため、脳こうそくの危険因子がそろっていた環境にあったといえそうです。このほか喫煙や肥満、運動不足なども危険因子となります。

河合さん自身、発症直後に周りの方の理解ある対応によって後遺症は最小限に保たれたようでなによりでした。河合さんの場合、片足や片腕がしびれて力が抜けていったといいますから、脳こうそくの典型的な初期症状だったといえます。

このほか、言葉が突然出てこなくなる、めまいがする、ふらふらする、視界が二重になるなどが代表的ですので、意識して覚えておいてください。

発症直後ではどんなに知識として本人が持っていても、動揺して混乱した状態ではなかなか機敏な対応はとれないものですから、やはり周囲の方の迅速な対応が必要になってきます。

なによりもまず患者さんを横に寝かせて安定な状態にしたうえで、迅速に救急車を呼ぶことが一番大切です。というのは脳梗塞に効果的な医療的対応というのは、発症から短い時間の間にしかできないからです。

寒い日が続きますが、たとえばお風呂の時間を朝方のひとは夜型に変えるとか、脱衣所に暖房設備を入れるとかして寒暖差の影響を受けにくくすることも大切です。便座に暖圧機能をいれるとかもよいですね。外出する際は特に手元首元から空気が入りにくいように、手袋やネックウオーマーなどが有効ですので忘れずに着ていきましょう。

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