飲酒後に”しめ”のラーメンがほしくなる理由

仲間たちとお酒を飲んでいい気分でいると、帰宅前にラーメンでも食べたくなる時があると思います。実はあれにはちゃんとした体のメカニズムが関係しているのです。

ビールやワインなどでアルコールを摂取すると、肝臓がアルコールを分解しようとして働きます。その際肝臓は糖=炭水化物を分解してエネルギーとして使用しようとします。そのため血糖値が下がるのです。この血糖値がさがることで空腹感を覚えるというわけです。

アルコールを摂取してから空腹感を覚えるまで大体3時間程度といいますから、ちょうど帰宅前ぐらいに締めのラーメン(炭水化物)を食べたくなってくるというわけです。

それに加えてラーメンにはイノシン酸という旨み成分が含まれています。この旨み成分は肝臓がアルコールを分解してくれるのを助けてくれるのです。

このようにラーメンはアルコールと相性がいい食べ物なのですが、カロリーや塩分を考えるとあまりお勧めできません。

よくビールや日本酒では太らないけれども、おつまみやおかずで太ってしまうといわれますが、アルコールを分解するにはかなりのエネルギーが必要になってくるので、ついついその補充が行き過ぎてしまうということがあるからでしょう。

では締めのラーメンを食べないで済むようにするためにはどうしたらいいのでしょうか。それはなによりもまず空腹感を感じるまでに帰宅してお風呂に入って寝てしまうことです(笑)。お酒を飲んで空腹を覚えるまでに3時間程度ですので、お酒を早めに切り上げれば可能ですね。

またお酒のおともをラーメンのような分解を助けてくれる成分が入っていて、かつカロリーが少ないものを選ぶことです。しじみ汁や鰹節のかかった冷奴、海苔でまいたおにぎり、はまぐりやエノキのはいった味噌汁、かつお、さんま、いわし、はまちなどの魚介類がイノシン酸を含んでいてよいでしょう。

ちなみに日本酒はお米から作られるので糖質(でんぷん)がたくさん入っているようなイメージがありますが、ほとんど入っていません。人工的に糖分を加えたものでない限り基本的にはゼロと考えてよいでしょう。糖分は酵母の力によってアルコールと水に分解されているからです。

ただしほかのお酒と同様に日本酒にはそれ自体食欲を増進させる効果を持っていますので、やはり飲みすぎや食べ過ぎはよくないのです

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