外科医に学ぶ手洗い方法

最近は本当に医者が主人公のドラマが多いですよね。ブラックジャック以来の伝統で、外科医が難解な手術に挑むというのはドラマの定番にもなっています。

ただ今回注目するのはその手術のうまさではなく、外科医の手洗い法です。外科医は人の体内を手で触りますから、ばい菌やウイルスがついていたら合併症を起こしてしまいます。ですので最高度に清潔でなければなりません。

具体的な手洗い法についてはサラヤさんが医療者専用のサイトで紹介してくれていますので、こちらのサイトを参考にしてほしいと思います。

ここでも紹介されていますが手洗いには厳密には日常的手洗い、衛生的手洗い、そして手術時手洗いの三つに分類されます。日常的手洗いでは手についた目につく汚れや通過菌を”ある程度”洗い流すのが主な目標です。つぎに衛生的手洗いでは”完全に”洗い流すのが目的になります。

そして外科医が手術前にやる手洗いは見えるものはもちろん、みえないものを除去するのが目的になります。見えないものとは通過菌のみならず、手についた常在菌もということです。なので石鹸やアルコール洗剤のみならず持続活性のある専用のアルコール洗剤を使います。手についた常在菌が患者さんの体内で増殖するようなことがあってはならないからです。

外科医がよくやるしぐさとして手を上にして手の甲を正面に向けながら肘を90度に建てるというものですが、これは手から重力で水が下に落ちますので手先が一番きれいな状態にしておくという意味があります。

ちなみに男性外科医と女性外科医では女性のほうが予後が良いというのを聞いたことがあります。おそらく女性施術者のほうが丁寧でスピードが速くなくてもきっちりと手順を踏んでやるというところが大きいのだと思います。

そしてそれは手を洗うことから始まっているのです。最近は街中でも手洗い用洗剤を備え付けたしっかりとした手洗い所が増えてきました。なのでこれを利用しない手はありません。人は何気なく鼻先や口回りを触っていることが多いのです。帰宅してから手洗いをするのももちろん大事ですが、街中にいるときもトイレにいくのを利用して手洗いをしっかりやりましょう。

手洗いを嫌う人は濡れたてのままで出たくないという人も多いと思いますが、備え付けの空気乾燥では物足りないという人はハンカチではなく小さなハンドタオルを家から持参するようにしましょう。そうすることで気持ちよく手洗いをすることができます。

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