顔でわかる睡眠時無呼吸症候群にかかりやすい人

小顔といわれると女性は特に喜ぶと思います。美顔マッサージをしてできるだけ顔をスリムにしようと努力している女性の方も多いことでしょう。また顎も小さく細くとがっているタイプのほうが昨今は好まれるようですね。

ただし小顔や小顎は美容はともかく、デメリットもあります。それは睡眠時無呼吸症候群になりやすいということです。今週号の健康雑誌「TARZAN」に、この睡眠時無呼吸症候群と顔の構造が関連しているというコラムがありましたので、ここでも紹介したいと思います。

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が長時間止まってしまう症状のことです。睡眠時無呼吸症候群は英語で”Sleep Apnea Syndrome”と呼ばれ、略して”SAS”となります。

SASが問題なのは、まとまった時間寝ているのに、朝起きたときに疲れが抜けていない、頭痛がする、口が乾いているなどの症状がでるためです。また昼間に強い眠気が襲ってきて仕事に集中できないというようなことも起きます。

特に車を長時間運転することが職業となっている運送業の人やタクシー運転手さん、車で外回りをする営業マンの方は運転中にいつのまにか眠っていて意識が飛んでいることもあるので注意が必要な怖い病気です。

このSASは顔の構造とも関係しています。小顔かつ顎が小さく引っ込んでいる顔をいわゆる”SAS顔”と呼びます。気道の内腔は直径がわずかに1.5cmほどしかなく、構造的につまりやすくなっていますが、小顔かつ小顎だとさらに舌を収める口腔内のスペースが狭くなっているために、SASになりやすいのです。

SAS顔はアジア人に多く見られる顔で、これに肥満や加齢が加わると、睡眠時無呼吸症候群になる可能性が高くなるのです。

このほか仰向けに寝ることが習慣となっている人は要注意です。仰向けに寝ると、舌の根元や軟口蓋が下に向かって垂れ下がって、気道をふさいでしまいます。また飲酒や過労も危険因子になるので、若くてやせていても要注意です。

朝起きたときにだるくて疲れがとれない、昼間に睡魔に襲われることが多くなったと感じる人は、一度睡眠外来を受診してほしいと思います。

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