ロカボ、ゆるやかな糖質制限をお勧めします

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”ロカボ”とはローカーボハイドレート(Low Carbohydrate)、つまり低炭水化物の摂取を意味し、ゆるい糖質制限のことを指します。最近はこのロカボという言葉も人口に膾炙しはじめているようです。

厳しい糖質制限が糖尿病の治療やダイエットを連想させるのに対して、ロカボは血糖値の上下により視点をあてた生活習慣の改善を意図したものだといえるでしょう。

要注意すべきは30才前後です。この年齢は”糖尿病のとば口”とも呼ばれていて、体に無理がきかない年齢になってきます。一つは社会的に家庭や仕事に忙しく、自分の体への投資(運動・休息)が時間的に難しくなってくるからです。また20代なら許されていた暴飲暴食が代謝の衰えにより、体に脂肪が蓄積されていく年でもあります。

そして血糖値をコントロールしてくれるインスリンの分泌能力が低下するのもこの年齢からです。食事をした後、強烈な眠気が襲ってくると感じだすのもこの膵臓のインスリンの効き目が下がっていることのひとつの現れだと思います。

そこで糖質制限なのですが、極端な糖質制限は勧められません。まず糖質を制限しすぎると逆に血糖値が上がりやすくなるリスクがあります。極端な糖質制限をしたからといって糖尿病が予防できるというわけでもないです。

脳は糖を唯一のエネルギー源としているので糖質を極端に制限すると、脳の機能低下が起こり慢性的に眠気が襲ってきます。そうなると筋肉を分解して糖に変えようとしますので基礎代謝がさらに落ちて行ってしまいます。またその分解の際体内の水分を使うので、肌がカサカサになったりしてしまいます。

ライザップなどで糖質制限とともに筋トレを併用したり、CMでオイルを塗った状態で裸を見せているのは糖質制限のデメリットを見せないためというのもあります。

あくまでも多すぎず少なすぎない適度な炭水化物の摂取を心がけることが、ロカボ、ゆるい糖質制限の目標です。具体的には一日の摂取量を70~130gに抑えることが大切です。今は平均的に日本人は300gとっているといわれていますのでそれを半分以下に抑える必要があるのです。

糖質の配分としては朝昼に多めに夜は少な目というのがポイントです。朝食昼食にはたんぱく質を積極的に取りましょう。そして夜ご飯はできるだけ炭水化物は避けて代わりに脂分を多めに取りましょう。

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