骨の健康に必要な骨質と骨量

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体を構成する骨の健康は健康年齢を長く保つためにとても重要なものですが、骨の健康はどのような基準で測られるのでしょうか。それは骨質と骨量を理解しなければなりません。

骨の健康を一言で表す概念は”骨強度”です。この骨強度は骨質と骨量の和であらわされます。つまり、

骨強度=骨量(ミネラル/カルシウム)+骨質(タンパク質/コラーゲン)

ということになります。

まず骨量から説明しますと、骨量は骨密度とも解釈され、骨に含まれるミネラル成分の一定面積における密度を表しています。骨はタンパク質(コラーゲン)やミネラル(カルシウム)でできており、これらの成分の密度がどの程度存在するかで骨の強度が計られるのです。

そしてカルシウムで構成される骨量は男性なら25~30才、女性なら20~25才を境に徐々に減少していくといわれています。というのは骨には骨の再生を促す細胞と破壊する細胞の2種類があるのですが、破骨細胞の働きがこの年齢を境に再生細胞の働きを上回っていくからです。

骨量/骨密度はこの20代後半の骨密度が最高潮に達したときの数字を100%として測られます。80%以上であれば健康だといわれ、70%を下回れば骨折しやすくなる骨粗しょう症と診断されます。

さてこのように骨粗しょう症の基準となってるように今までは骨量が重視されてきましたが、最近はそれに加えて骨質というのも重要視されるようになってきました。この骨質を構成するのがコラーゲンです。

骨量を構成するカルシウムが鉄筋コンクリートの建物でいえば壁を構成するコンクリートであるとするならば、骨質を構成するコラーゲンは鉄筋と考えることができます。鉄筋が貧弱なのにコンクリートだけ増やしても、建物はその重みで壊れてしまいますよね。

その鉄筋にも良い鉄筋と悪い鉄筋があります。良い鉄筋が多いほど、骨の強度が増すのです。よい鉄筋とは要するに鉄筋の架橋がうまくできている鉄筋のことです。効率的で規則正しく、かつ柔軟性のある鉄筋が建物をうまく支えてくれるからです。

そしてこの良い鉄筋を張るにはビタミンB6、B12、葉酸(B9)の摂取が有効であることが分かってきました。

健康な骨を維持するにはカルシウムの摂取をはかって骨量を上げ、ビタミンB6、B12、葉酸(B9)の摂取によって骨質を維持する。それに加えて適度な運動によって骨に刺激を与えることが大切です。

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