高血圧予防にDASH食

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高血圧でお悩みの方は多いと思います。統計によれば4000万人の人が高血圧と言われていますから、日本人の3人に1人は高血圧ということになります。70才以上の方で高血圧関連のお薬を処方されている方は5割を超えているというのですから国民病ですね。

今は効果的な薬がそろっていますので、どうしても薬に頼りがちになりますが、やはり食生活の改善によって根本から高血圧を予防していくのが王道です。

そこで現在高血圧対策として注目されている食事法が、「DASH(ダッシュ)食」と呼ばれるものです。この食事法はアメリカで開発されました。”DASH”とは”Dietary Approaches to Stop Hypertension”(高血圧を防ぐ食事方法)の略語ですからそのままですね。

DASH食といっても何か特別な食材を使うわけではありません。簡単に言えば、カリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維、たんばく質を増やし、飽和脂肪酸とコレステロールを減らす食事法です。

食材でいえば、野菜、果物、低脂肪の乳製品、魚、大豆製品、海藻を増やし、肉やコレステロールが多い食品を減らすことになります。果物は色の濃いものを選ぶと薄いものと比べてカリウムの含有量は一般的に多くなります。ですのでレタスよりトマト、ピーマンというようになります。

高血圧の多くは本態性と呼ばれる原因不明の高血圧です。本態性は例えば加齢などにより血管の内壁が硬くなったりするなど経年変化によるものが原因だとされています。

したがって高血圧を薬に頼らずに改善するためには、ひとつは減塩の食生活をすることが大切になります。普段から濃い味付けにならないようにすることも必要ですが、体内に余るナトリウムを体外に排出することも大切です。

そのためにはカリウム、マグネシウム、カルシウムなど腎臓機能を使って効率的に塩分を体外に排出してくれるミネラルを摂取することが効果的です。また野菜や果物、小麦粉、大豆などに含まれている食物繊維は、体内の塩分を吸着して便となって体外に一緒に排出してくれる機能がありますので、同時に摂取することは効果的なのです。

実は骨の強化につながる牛乳や魚介類などに含まれるカルシウムも塩分を体外に排出してくれる機能を持っています。

最近は低糖質ダイエットと合わせて減塩の食事法を取り入れようとする新DASH食というものも考えられてきています。普段から高血圧高血糖に悩まされている人は、この新DASH食というのも意識して食生活の改善に努めてほしいと思います。

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