ドーピングが効果的な競技

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オリンピックが終わり、現在はパラリンピックが始まろうとしています。今回のオリンピックでは日本はメダル数で躍進して、歴代1位のメダル数になったといいますので大変喜ばしいことですね。この日本のメダル数の躍進について多くの要因が指摘されていますが、その一つがドーピング規制が厳しくなったことが挙げられています。

オリンピック直前にロシアの参加問題が取りざたされていましたが、ロシアが参加できていなければおそらく日本のメダルはもう少し増えていたと思います。

前回と比較して今回成績の悪かった国はそのロシアのほかには、中国、東欧諸国とかつてドーピングが盛んだったといわれる国が多かったのに対して、成績を上げた国はイギリス、ドイツなど比較的クリーンだといわれている国だったことがその例証になっていると思います。

そのロシアでサッカーの代表選手でプレミアリーグのアーセナルで活躍したアルシャビン選手が興味深いことを言っています。

”繰り返しの動作が必要な特定の競技についてドーピングはとても有効であり、その競技とは例えば水泳、スキー、自転車だ。私は全員がドーピングをしていると思う。これらの競技ではドーピングなしで成功することはまずあり得ない。”

繰り返しの動作が必要な競技だと自転車が代表的ですね。ペダルを規則正しく踏むという動作が延々と続くわけですから。実際自転車競技はツールドフランスを7連覇したランス・アームストロングがドーピングによってその業績を抹消されています。サイクルロードレースは一時期トップ選手のほぼ全員がドーピングに染まっていたといいます。

アルシャビンによればサッカーはこれには当てはまらないといいます。サッカーはヘディング、スライディング、パス、シュートだけではなくポジショニングなども問われる総合的で複雑な動作を必要とするスポーツだからでしょう。

では野球はどうでしょうか。バッティングやピッチングフォームは規則的な運動ですし、サッカーのように接触プレーのないスポーツですので、やはりドーピングはかなり効果的だと思われます。実際、MLBでは90年代にドーピングが大流行になり、ホームラン数が急激に伸びたということがありました。

日本人はドーピングに染まっている可能性が一番低いといわれています。もともとナチュラル志向が強い国民性というのもあると思いますし、ズルをしてまで勝っても仕方がないという考えも強いと思います。4年後は東京オリンピックですが、日本人選手がさらに活躍するためにも、ドーピング規制の強化が必要だと思います。

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