血管リスクを把握するための意識すべき初期サイン

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血管に関する疾患には多くのものがあります。代表的なのは脳卒中や心筋梗塞などですが、これらは日常生活の中で突然起こる大きなリスク群です。しかしまったく前兆もなく、このような疾患が起こるということもほとんどないのです。

宝島社が出している「知って得する!知恵袋BOOKS」の「強い血管を作る本」のなかで、新小山市民病院の病院長である島田和幸さんが注意すべき初期サインについて紹介してくれています。

患者本人のみならず周りの家族の方もこのような疾患が起こった後に、あの時のあの症状が疾患の前触れのサインだったと気づくことが多いのです。今回はそのようなサインを前もって意識しておくことで、少しでも早く異常に気付いて病院にかかれるように紹介したいと思います。

まず初期症状のサインです。

  1. 少し速度を上げて歩くと胸が痛くなる
  2. 朝方や寒い日に胸が痛む
  3. 胸に異常を感じる
  4. 少し歩いただけで足に痛みやしびれを感じる
  5. 不規則な動悸がある
  6. 声がしわがれる
  7. しびれがあったがしばらくして治った

1,2,3項目はすべて胸の痛みに関することですが、この痛みは血管に閉塞があり、血栓が詰まっている可能性があります。

4は「間欠性跛行(はこう)」と呼ばれているもので、いわゆる一時的に痛みがでるが少し休むと症状が治まるような歩行障害のことです。痛みやしびれは多くの場合片側だけに生じます。

5は「心房細動(しんぼうさいどう)」と呼ばれる症状です。血栓ができやすくなるので要注意です。6は思いも知れないかもしれませんがが、大動脈に瘤(こぶ)ができるとのどの筋肉を圧迫して声がかれることがあります。

7は脳内に小さな血栓ができてしまうことで、一時的に脳梗塞の症状が出ている状態かもしれません。

上記のような症状がでて、かつ以下のような条件に該当する方は要注意です。上記のリスクは生活習慣病と合わさって飛躍的にリスクの程度を高めます。

  • 年齢が55歳以上である
  • 糖尿病である
  • 高血圧、高血糖、脂質異常の症状がある
  • メタボである
  • 肥満気味である

次回はすぐにでも救急車を呼ぶ必要があるようなより重篤なサインについてです。

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