過敏性腸症候群に有効な”低FODMAP”食事法

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過敏性腸症候群とは特にこれといった異常な症状が見られないのに、下痢や腹痛を感じることです。

最近はこの過敏性腸症候群の人にとって、普通の人が摂取したほうがいい食物が、かえって腸の状態に良くないことがわかってきました。次の症状がある人は、通常良いとされている食生活を見直す必要があります。

胃腸の不快な感じが1か月に2回以上ある人や、排便するとおなかの調子が収まる人などです。そのような人に必要な食事法が、「低FODMAP食事法」と呼ばれるものです。

FODMAPとは聞きなれない言葉ですが、FOは発酵性のオリゴ糖を、Dは二糖類を、Mは単糖類を、Pはポリオール類を表しています。オリゴ糖は豆類や小麦や玉ねぎなどに含まれていますし、二糖類は牛乳やヨーグルト、単糖類は果糖など果物やはちみつに含まれる糖分、そしてポリオールはマッシュルームやカリフラワー、果物などに含まれています。

このような食物は小腸では吸収されにくく、そのため小腸は水分を吸収して活発に動こうとしてしまい、お腹がゴロゴロしたり痛くなったりしやすい食べ物なのです。ですのでただでさえ敏感な胃腸を刺激してしまいます。

また小腸で吸収しきれなかったFODMAP食品が大腸に到達すると、腸内細菌の働きによって発酵が普段以上に進んでしまい、ガスがたまってしまっておならや腹痛などが起こりやすくなります。

このように過敏性腸症候群に悩まれる人にとっては腸活に良いとされるFODMAP食品は刺激が強すぎて逆によくありません。低FODMAP食品にはたとえば、お米、そば、なす、とまと、きゅうり、セロリ、豆腐、投入、チーズ、バナナ、レモン、ぶどう、たまご、ベーコンなどがあります。

これらの食品を継続して食べることで、約8割のひとに改善が見られたという研究もあります。過敏性腸症候群のひとは普段から意識してこれらの食品をとっていただきたいと思います。

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