”仮面高血圧”にだまされないために

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「仮面高血圧」という言葉があります。病院や定期診断では正常な血圧値がでて安心していたのに、家庭や職場で測ってみると異常な値がでてしまう血圧型のことをいいます。

血圧の正常値は医者の間でも意見が分かれていますが、現在のところは上(収縮期)は140mmHg、下(拡張期)は90mmHg未満に収まるのが良いとされています。

病院や健康診断で血圧を測ると、この正常値に収まるケースが多いのですが、これは病院に来ることによって「病気がみつかる」「悪いところを探してくれる」など、一種の安心感が血圧を低位に安定させてくれる心理的な影響があります。

血圧というものは常に変動してるものなので、年に一回測ったからといってそれがその人の安定値であるという保証はどこにもありません。診断の結果が良かったにしろ悪かったにしろ、その値だけを信用することは危険なのです。

血圧はたとえば朝夕では違いますし、職場と家庭でも違ってきます。前者で代表的なのは「早朝高血圧」、後者で代表的なのは「職場高血圧」です。

早朝高血圧はさらに二つにタイプが分かれます。夜間就寝中にずっと高血圧が続く「夜間持続型」と、起床後に急激に上昇する「早朝上昇型」です。重症化しやすいのは前者の夜間持続型です。

夜間持続型は就寝中の平均7時間は血圧が高いのですから、身体への負担は大きいといえます。重症化すると血管がつまったりします。

それではこのような仮面高血圧を見つけるにはどうしたらいいのでしょうか。それはできれば毎日朝夕2回、血圧を測ることを習慣化することです。その際大事なのは、測定は上腕式で心臓と同じ高さで行うことです。

もうひとつ注意してほしいのは右腕、左腕では血圧が変わってくることです。ですので両腕の血圧を測ってみて、両腕の数値が大幅に違っている場合はなんらかの疾患があるかもしれませんのでお医者さんに相談してください。

血圧の測り方については以前にも記事(血圧の上手な測り方)にしてありますので、参考にしてください。

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