痛風にならないために

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痛風というと昔から贅沢病だといわれて、痛風の症状をお持ちの方は症状に苦しめられると同時に、世間の視線からも厳しくみられるという二重苦状態でした。

しかし、痛風は基本プリン体を摂取しすぎると発症する病気です。プリン体とは食物一般に含まれている旨味成分の一種で、分解されると尿酸に変わる物質です。

通常、基準値以下の尿酸は体外にそのまま排出されますが、許容量を超えてプリン体を摂取してしまうと体内に蓄積されて痛風の原因となるのです。尿酸はとげとげとした結晶と化して血管内の内壁にへばりつき痛みを発します。

プリン体が多く含まれる食材は、うに、いくら、白子、レバー、しいたけ、魚一般、ビールなどとなっており、必ずしも高級食材ばかりだとはいえませんが、お酒を嗜む貴族などに痛風が起こりやすかったので、このイメージがつきました。

痛風の症状に初めて気がつかれる人の多くは、まず痛風発作という強烈な痛みを伴う突然の発作によってのた打ち回ります。尿酸の結晶が身体の節々で剥がれ落ちると、身体の免疫メカニズムが働き、その物質を白血球が攻撃します。これが痛風発作です。

痛風の初期症状は比較的緩慢なものなので見落としやすいのですが、そのすぐ後に極期とよばれる発作の症状が起こります。ですので痛風を認識するのにいきなり強烈な発作に見舞われてからということが多いのです。

その後は10日ぐらいして序序に痛みが治まり始めると、回復期と呼ばれる改善の期間がやってくるのです。回復後でも発作防止の内服薬を飲み続ける人もいます。

痛風発作の期間は鎮痛剤を処方しても痛みは強いといいます。それだけ痛風の痛みというのは恐ろしいのです。痛風発作から回復した後でも治療や体質改善を怠ると、発作は断続的に起こりやすくなるので要注意です。またそのたびに腎臓に負担がいきます。

痛風の痛みが生じた場合の対処法は、とりあえずお医者さんを受診する、患部を氷などで冷やす、親指の付け根が痛む場合は脚を頭より上にして安静にするなどになります。

それでは痛風にならないようにするためにはどのような点を気をつければいいのでしょうか。まずプリン体が痛みの原因となるわけですから、プリン体を含んだ食材はできるだけ控えることが大切です。上記のようなプリン体を豊富に含んだ食材には日ごろから注意しましょう。

次に習慣的に病院で血液検査を受けて、尿酸値の値を把握しましょう。尿酸値が7.0mg/dl以上の人は要注意です。慢性的に高い数値を出す場合は、尿酸値を抑える薬が必要になります。

そして日頃から運動習慣を身に着けましょう。また水分を十分に摂取することも必要です。アルコール類は控えて、サウナに頻繁に通われるのもよしましょう。きつい靴をはくのもやめてください。

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