天然の胃腸薬と呼ばれる春キャベツ

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3月から5月にかけては春キャベツの季節です。春キャベツは冬キャベツと比較して葉の厚さもうすく、茎の太さも細いため、そのまま生のままでむしゃむしゃと食べることができます。そして生のまま食べることで、春キャベツの持つ胃腸の調子を整えてくれるある成分を効率よく摂取するのに役立つのです。

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その成分とはビタミンUです。ビタミンUよりは”キャベジン”という呼び名のほうが知られているかもしれません。ビタミンUには抗潰瘍成分が含まれているため、胃酸の過剰分泌などを抑えてくれる働きがあります。このため春キャベツは「天然の胃腸薬」と呼ばれることがあるのです。

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ビタミンは基本熱に弱いため、冬キャベツのように鍋などでやわらかくして食べるのではなく、春キャベツはもともと柔らかいのでそのまま水洗いして生のまま食べるのが効率的です。

キャベツに含まれるビタミンUはしばらく冷蔵保存しているほうがその含有量が増えますので、キャベツを購入したら半分に切ったりしないで、そのまま丸々新聞紙やラップで包んで冷蔵庫に保管してください。ビタミンUの含有量は43日以上経過した時点で、初期の時点よりも約7.5倍以上増えていることが実験で確かめられました。

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ビタミンUは芯の近くに多く含まれており、逆に外側の葉の部分にはビタミンCがよく含まれています。なので外側からゆっくり食べていけば、日数がたったころには芯の部分にビタミンUが豊富に含まれている状態で食すことができます。

もしくはミキサーにかけてスムージーにして飲んでしまうのも、ビタミンUの効率的な摂取方法です。

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この他春キャベツには様々な栄養素が含まれています。ビタミンKは骨の形成に必要な成分であり、ビタミンKの構成成分であるメナノキノン4は骨粗しょう症治療薬として用いられています。春キャベツにはカルシウムも含まれていますので、骨の強化にはオールインワンな食材です。

また春キャベツには食物繊維が豊富なので、血糖値の上昇を抑えてくれますし、イソチオシアネートという植物性の成分はがん予防、特に乳がんに対して大きな予防効果があるのではないかと期待されている成分です。

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