花粉症の方は果物アレルギーにも注意

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いよいよ春が近づいてきて、花粉が飛び散る季節になってきました。花粉症の人でもうすでに反応されている方も多いと思います。

花粉症の方には同時に果物(野菜)アレルギーを発症される方もいます。これは花粉症のアレルゲンと果物のアレルゲンの形状や構造が良く似ているために、花粉症のアレルゲンが果物にも反応してしまうためです。

併発するひとは花粉症のなかで割合にして1割から2割といいますから、結構大きな数字ですね。これを花粉-食物アレルギー症候群(pollen-food allergy syndrome:PFASまたはPFS)といいます。以下PFSで表示します。

症状としては口の中に違和感を感じて痛くなったりかゆくなったりする口腔症状が主です。吐き気や下痢の症状もあります。さらには重篤になりますと呼吸不全を引き起こす場合もまれですがあります。

このPFSがやっかいなのは、花粉症が基本的には春の花粉が飛散する時期だけに症状が出るのに対して、花粉症によって誘発される果物アレルギーは果物を摂取すれば当然のことながら毎回反応してしまうことです。

また始めは違和感程度だった症状も、特定の果物を摂取すればするほど症状は重くなっていきます。

一概に花粉症といっても反応する花粉の種類によって反応してしまう果物の種類も変わってきます。なかでも主に北海道に群生する白樺の花粉に反応する花粉症もちの人は果物アレルギーにかかりやすいので注意が必要です。キウイ、ニンジン、セロリ、りんご、ナシ、さくらんぼ、イチゴ、梅、胡桃など多くの果物(野菜)に反応してしまいます。

このほかブタクサ花粉に反応する人は、スイカ、メロン、キュウリやバナナに反応してしまう可能性があります。

花粉症もちの人で、果物や野菜を食べたときに違和感を覚えた場合は、その果物の種類を記録しておき、お医者さんにいってアレルギー検査を受けられることをお勧めします。

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