一日一食の食習慣が身体に与える影響について

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2月11日のTBSにおいて「一日一食芸人、徹底検査」という非常に興味深い番組をやっていましたのでここで紹介したいと思います。

この番組で取り上げられていた芸能人の方はお二人です。女優の未唯さん(57)と、ミュージシャンのサンプラザ中野さん(55)でした。

どちらも一日一食生活を送られているのですが、未唯さんは美容と健康のため、中野さんはベジタリアンの中でもかなりストイックなことで知られているヴィーガンと呼ばれる人なのです。

ヴィーガンは野菜だけを食べない普通のベジタリアンと違って、卵や牛乳やチーズなどの乳製品や納豆やヨーグルトなどの発酵食品、そしてゼラチンなども食さないそうです。ヴィーガンの方は美容と健康のために食習慣を守っているというよりは、より信条的な傾向が強いといえるでしょう。

一日の摂取カロリーは未唯さんは1500カロリー、中野さんはなんと700カロリーちょっとと、お二人は成人が必要とする摂取カロリーの2100カロリーを大きく下回っていることになります。

さてこのような食生活をされているお二人の健康年齢を測定しているのですが、それは血管年齢、肌年齢、そして骨年齢の3項目です。以下は未唯の結果ですが、すばらしいのは腰椎の骨年齢が40代前半であること、そして大腿骨の年齢がなんと20代後半であることですね。

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未唯さんが生活習慣にしている早歩きと、ジャイロトニックと呼ばれるヨガ、太極拳、ダンス、水泳の特性を合わせたような”弧を描くような動き”を、独特な木製のマシンを使ってトレーニングしている結果だと紹介されていました。

次にサンプラザ中野さんの結果です。

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まず血管年齢が59才と実年齢の55才よりも若干高めに出ています。これは中野さんはいわゆるヴィーガンため動物性たんぱく質の摂取が絶対的に不足しているため、血管の内皮を構成することができないためです。つまり代謝ができず、血管がもろく弱くなってしまっているのです。

また心配なのは大腿骨の骨年齢が70代後半と、実年齢より20才以上進んでしまっていることです。このままだと若くして寝たきり状態になってしまう可能性もあります。

なぜ大腿骨がこれほどまでもろくなってしまっているのかといいますと、ヴィーガンからくるカルシウム不足と特にビタミンD不足です。中野さんはヴィーガンですので動物性たんぱく質はもちろん、乳製品もとることができません。またビタミンDは特に魚介類や卵などに含まれていますが、これも摂取できません。これが骨の老化を進めてしまっているのです。

お二人に共通した特に目立ったよろしくない結果は肌年齢の水分値が異常に低いということです。未唯さんは77才、中野さんは75才とそれぞれ実年齢より20才程度高くなってしまっています。

未唯さんの肌のうるおいレベルが低い原因は、食事を一日一回に限定しているため、またその分の摂取カロリーが1500kcalと中野さんより大きいために血糖値の上昇が急激になり、このため血管内に余った糖がタンパク質と結びつく”糖化”を促し、これが老廃物を発生させてしまい肌の保湿力を低下させてしまっているのです。

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以上、一日一食を食習慣とするお二人の芸能人のエイジングの評価でした。お二人ともそれぞれの習慣を何十年も続けてらっしゃる筋金入りの方ですので、一般の方でこのような習慣を考えてらっしゃる方にも大いに参考になると思います。

やはり1日1食というのは少し極端だということ、カロリーの摂取量も絶対的に不足してしまっていること、そして摂取する食材の片よりも健康に顕著な影響を与えることがわかると思います。大事なことはやはりバランスのとれた食生活だと思います。

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