危機に瀕するバナナ

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バナナというと労にゃん男女問わず、好かれているフルーツです。特に以前にも記事にしましたが(スポーツに欠かせないバナナ)、バナナは急速なエネルギー補給が必要なアスリートには最適な果物です。

しかしこのバナナがいま危機に瀕しているようです。

バナナというと本当にたくさんの種類があります。しかし私たちがスーパーなどで普段目にするバナナのほとんどはキャベンディッシュ種と呼ばれるものです。

キャベンディッシュ種のバナナが流行する前は、グロミシェル種と呼ばれるバナナでした。しかしこのバナナはある菌によって絶滅しかけたため、今のバナナが店頭に並んでいるわけです。

このようにバナナの歴史は特定の病原菌によって左右されてきたわけですが、今回はこのキャベンディッシュ種が危機にさらされているというわけです。その菌は”フザリウム“といいます。

フザリウムというのはカビの一種です。ある種の毒素を持ち、植物や果物を腐らせる働きを持っています。このフザリウムがキャベンディッシュ種の天敵となっているのです。

現在食されているバナナの生産のほとんどは、南米とそしてフィリピンや台湾などです。現在台湾やフィリピンでもこの菌が見つかっており、年々菌の繁殖域が広がっている状況です。ですのでいつなんどき南米などに上陸してキャベンディッシュ種のバナナに感染するのかわからないのです。

専門家の中には真剣にバナナの絶滅を心配している人もいます。

とはいえバナナの中にはこの種の菌に耐性を持つものもあり、品種改良を行うことで対応しようとしている人もいます。ですのでいきなりバナナがなくなるという事態はないと思いますが、いずれにしても当たり前のように食べられていたバナナがなくなる可能性があるということは衝撃的で、バナナを安価に食べられる現状はありがたく思えます。

バナナはスポーツだけではなく、ダイエットや美容、そしてストレス軽減などに大きな効力を持つ果物です。皮をむけば手軽に食べられるところも、非常に便利な果物と言えます。バナナの良さを今一度認識してみたいものです。

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