生きて届かないと意味がない?ヨーグルトの乳酸菌

1477635

乳酸菌は腸内環境の整備のために最近良く注目されています。

夏バテで胃腸が弱くなっている人、便秘気味で困っている人、ストレスに弱くすぐに腹痛を起こす人など、胃腸の弱さに参っている方は多いと思います。

そんな方には腸内環境を整えてくれる乳酸菌の存在は力強い味方です。胃腸の働きを整えてくれるそんな乳酸菌ですが、そもそも胃腸が強い弱いとはどのような意味なのでしょうか。

食物を口から入れると胃を経由して腸にはいり便になりますが、胃それ自体は栄養を吸収するわけではありません。胃は食べ物を消化し、腸が栄養を吸収しやすいように形を崩してくれるところです。

そして栄養を吸収するのはおもに小腸の働きになります。そして栄養をとった残りかすが便となり、大腸で分解されていくのです。

ですので胃腸が強いというのは、食物を分解するための蠕動(ぜんどう)運動が活発であり、消化吸収するための胃酸が適切に分泌されていることを言うのです。

そして胃腸を強くする、そのための準備運動が腸内環境の整備なのです。

腸内環境をよくするためには、乳酸菌を摂取することが効果的だといわれているのですが、そのためには単発で摂取しないで、ある程度週間として継続的に摂取することが必要だと一般的にはいわれています。

乳酸菌を腸内で生きたまま増殖させるには同種の乳酸菌を継続して摂取しなければならないといわれているからです。

ただしこの説については疑問も多く出されています。

乳酸菌は胃を通過する際に強い胃酸にさらされますので、まずそこでほとんどの乳酸菌は死滅してしまいます。次に腸内に生きて届いても、すでに住み着いている他の菌などに攻撃されてほぼすべてが死滅してしまうのです。

乳酸菌の研究については現在のところ、食品メーカーさんの主導で行われている側面があり、宣伝文句も流動的なところがありますので、そこは冷静に判断していただきたいと思います。

実際のところは生きて届く乳酸菌も稀にあるし、生きて届けば腸内環境にそれだけ好影響があるけれども、死んだ乳酸菌も他の善玉菌の栄養となるので腸内環境の改善に役立つ、というのが確かなところだと思います。

継続して同一商品のヨーグルトを摂取することにより、その効果を実感でき、自分にあっているかどうかの判断もつきやすくなるのでお勧めします。

生きて届く届かないについてあまり神経質にならないで、毎日適切量のヨーグルトを取ってほしいと思います。

This entry was posted in 食事. Bookmark the permalink.