食べ合わせの妙(悪い組み合わせ編)

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前回、良い食べ合わせの妙について紹介しました。そこで今回はこれはやってはいけないという食べあわせです。

日本ではやってはいけない食べ合わせの伝承を「合食禁(がっしょくきん)」とよんで戒めていました。ただしその中には現代の科学から見て、あたっているものとはずしているものがあります。

ご年配の方には常識かもしれませんが、うなぎと梅干の食べ合わせは昔からやってはいけない食べ合わせの代表のようなものですよね。うなぎの油と梅干の酸味の組み合わせがよくないとされています。ただし栄養学的には梅干の酸は油の消化吸収を助けますので、取り立てて問題ということはありませんし、味覚的にもおいしく召し上がれます。

にんじんと大根というのはやってはいけないという食べあわせだといわれています。にんじんに含まれる”アルコルビナーゼ”という成分が大根のビタミンCを破壊してしまうからというのが理由だそうですが、これは現在は栄養学的に否定されているようです(野菜等健康食生活協議会)。

ビタミンCに限らずビタミンは熱に弱いとされてきましたが、それも否定されています。ただしビタミンCは水溶性なので、お湯でことこと煮込みすぎるとビタミンが流出してしまうのは確かなようです。

夏にやってはいけないのはスイカとビールの食い合わせです。どちらも利尿作用があるため、頻繁に尿を催し、結果水分不足を招いてしまう可能性があります。熱中症にならないためにも、できれば避けたいですね。

お酒のおつまみに胡桃(くるみ)という人はいないでしょうか。くるみには長期的には血圧を下げたりする効果があるのですが、血圧をあげるアルコールと一緒に摂取してしまうと互いに打ち消しあってのぼせるといわれています。

ナッツとかも定番ですが、ナッツに含まれる脂肪分がアルコールを吸収してくれるので二日酔い予防に効くといいます。ですのでお酒を飲む際にはくるみは避けてナッツなどの定番にしておきましょう。ただしちょっとつまむだけならいいのですが、ナッツなどには塩分がついていますので食べすぎはよくありません。

ラーメンライスはどうでしょう。ラーメンとチャーハンも同じですが、どちらも炭水化物で肥満や生活習慣病の源になります。パスタとおにぎりなど、こういう組み合わせが頭に思い浮かんでしまうなら、炭水化物中毒になっているのかもしれません。中華チェーンでもこの組み合わせは定食の定番ですが、頼んでみると量的にどちらかもしくは双方をかなり少なくしていることがわかります。

このほかにもたくさんの食べ合わせの功罪があると思いますが、また紹介したいと思います。

*イラストはVectorClubさんから

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