食べ合わせの妙(良い組み合わせ編)

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食べ合わせの妙という言葉がありますよね。ここではその幾つかについて紹介したいと思います。まずとりあげたいのは上の画像が示している通り、ハンバーガーとコーヒーの組み合わせです。

ハンバーガーはファーストフードの代表的な食べ物ですから、やはり高カロリー高脂質の食品です。このままだと動脈硬化などの原因にもなります。そこでコーヒーを一緒に頼むことをお勧めします。コーヒーにはクロロゲン酸という成分が含まれており、この成分が持つ抗酸化作用が血管の硬化を防いでくれるのです。また血糖値の上昇を抑制してくれるという働きもあります。

ただしクロロゲン酸には大量摂取すると便秘の原因にもなりますので、留意してください。

とんかつ定食を頼むと、キャベツの千切りが一緒についてきますよね。キャベツ御代わり自由なところもあります。なぜキャベツととんかつなのかというと、もちろんすぐに思いつくのはとんかつの油をキャベツの食物繊維のシャキシャキ感で中和してくれるからというのがあります。食物繊維は油やコレステロールの吸収を抑えてくれるのです。

もう一つはキャベツにはイソチアシオネートという成分が含まれており、この成分には抗がん作用があります。キャベツを食べるとちょっとした苦味を感じると思いますが、これはこのイソチアシオネートの成分からきています。

焼肉や焼き鳥を食べに行って、レバーや牛肉(せんまい)、はつなどを注文すると、いずれも鉄分が多く含まれており、鉄分は血液を作り出す源ですから、貧血気味な人などはどんどんと食べてほしいのですが、実は鉄分には身体を酸化させる作用があり、食べ過ぎると老化を促します。

鉄分の過剰摂取を防ぐには、パンと赤ワインが有効です。パンにはフィチン酸という成分が含まれており、これには鉄分の吸収を抑えて抗酸化作用、抗がん作用があります。赤ワインにはタンニンが含まれていて、これは鉄分とくっついてタンニン鉄という物質になり、鉄分の吸収を抑えます。したがって肉料理に赤ワインというのはよい組み合わせなのです。

野菜炒めや八宝菜など中華風の炒め物を食べる際には酢をかけることをお勧めします。炒め物特有のとろみは油と片栗粉を使っているからですが、酢の酢酸はこのとろみ(でんぷん)を分解する酵素アミラーゼの働きを抑えてくれるので、血糖値の上昇を抑えてくれるのです。

こうしてみると、食べ合わせの妙は普段意識していなくても、うまくセットになってる料理が多いですよね。長年の知恵がまさに「定食」という形を作っているのだと思います。

今回は良い食べ合わせを紹介しましたので、次回はやってはいけない食べ合わせを紹介したいと思います。

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