やりすぎない耳かき耳そうじ

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耳掃除というと、ほとんどの方は耳かきか綿棒でされていると思います。最近よくいわれてることですが、綿棒で耳掃除をすると耳垢を取ろうとして、逆に押し込んでしまうことがあります。

耳垢にはしっとりとしている人と、乾燥している人2タイプに分かれるのですが、日本人では乾燥派が多数を占めます。湿潤派は大体16%程度といいますから、かなり少ないですね。

湿潤派にとっては、めんぼうを使っても、少なくとも乾燥派よりは耳垢を耳奥深くに押し込む危険性は少ないですし、湿っている分綿棒の効用がよくでます。

湿潤派は綿棒を使う際は、耳の真ん中でくるくると綿棒を廻す方法がリスクがなく安全です。耳垢が湿っているので、綿棒の先に付着してくれます。そして後はせいぜいやさしく耳内部表面を、奥から手前になでる程度でよいと思います。

これに対して、乾燥派は綿棒を使った場合、乾燥しているために綿棒の先に付着することはなく、塊なって耳奥深くに押し込まれる可能性があります。そこで乾燥派の場合は、いわゆる普通の耳かきを使ったほうがいいです。

内耳表面をかくと傷つけてしまうので、かくのではなく “さわる” 程度に力を抑えながら、やさしく触ってほしいと思います。その過程で耳かきに耳垢がからむと、乾燥してると耳垢の塊がとれることがあります。

また耳かきは内耳奥深くまで差し込む必要はありません。耳垢を発生させる耳垢腺は耳の入り口から大体1cm以内にありますので、それ以上棒を入れる必要はないわけです。

耳垢は、そもそも内耳からでる分泌液に皮膚表面の角質や空気中のほこりなどが付着したものです。その中にはリゾチームと呼ばれる殺菌作用を持った一種の酵素の成分が含まれています。リゾチームというのは涙や汗、母乳などにも含まれています。

ですので耳垢があるからといって不潔なことはなく、むしろ衛生的ともいえますし、放っておいても特に問題はありません。

とはいえ耳かきが好きな人は本当に好きなので、やらないという選択肢はないでしょう。しかしそれでもせいぜい1週間に1回程度、耳鼻科の先生は1ヶ月に1回程度でよいと薦めています。

綿棒と耳かきの中間のような細くて綿量の小さい綿棒や、耳垢が取れやすいように段差のついたドリルのような綿棒も販売されていますので、色々なものを試して、自分にとって一番良いものを見つけてほしいと思います。

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