“オルトレキシア” のチェック方法

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“オルトレキシア”というと聴きなれない言葉だと思います。これは健康にいい食材を意識するあまり、それがエスカレートして強迫観念になり、摂食障害を引き起こして逆に健康を損ねてしまう状態をいいます。

オルトレキシアというのは、1997年にスティーブン・ブラットマン博士が命名したもので、「正しい食欲」を意味する造語です。博士自身の言葉で言えば、「健康な食事を追い求める不健康な執着」という一種の摂食障害をいいます。

健康的な食事というと、このブログにおいても幾つか紹介してきましたが、有機野菜、人口添加物、化学調味料、ベジタリアニズムなど、特定の食品食材にこだわるあまり、それ以外の食品には手をつけられないことをいいます。必ずしもダイエットをしたいわけではないので、拒食症などの摂食障害とはまた違う症状が見られます。

さてこのようなオルトレキシアという症状にかかっていないかどうか、簡単なチェックリストがありますので紹介します。日本のニューズウィーク誌が、イタリアで開発された”ORTO-15″というチェックリストを紹介しています。

回答は4択で、「いつも」「頻繁に」「時々」「全くなし」です。それぞれ設問ごとにポイントがつきます。これらを合計して、合計点が40点以下はオルトレキシアにかかっている疑いが高いです。

注意してほしいのは、設問しだいで配点が変わるということです。

  • 設問1~4: いつも4点、頻繁に3点、時々2点、全くなし1点
  • 設問5~6: いつも2点、頻繁に4点、時々3点、全くなし1点
  • 設問7~15:いつも1点、頻繁に2点、時々3点、全くなし4点

それでは以下がチェックリストになります。

  1. 食べ物は食材の質より味を重視する
  2. 食に関してはそのときの気分によって、選び方や行動を左右される
  3. 食に関する「禁止事項」を破ることがある
  4. 食品を買いにいくと、どうしたらよいかわからなくなるときがある
  5. 食事のときにカロリーを気にする
  6. 食に関する「禁止事項」を破ると罪悪感を感じる
  7. 過去3ヶ月の間に、食べ物のことで不安や悩んだりしたことがある
  8. 自分の健康に不安を抱いていて、それが食べ物の選択に影響している
  9. より健康的な食生活を送るためなら、今よりもお金を出していいと思う
  10. 1日3時間以上は食べ物のことを考えている
  11. 健康的なものしか食べないという信念は、自分に自信を持つことにつながる
  12. 健康的な食生活を送ることで、外食の頻度や友人付き合いにも変化が生じる
  13. 健康的な食生活を送ることで、外見も良くなるとおもう
  14. 世間には体によろしくない食べ物も流通していると思う
  15. 最近食事は1人で食べている

「一人で食べる健康的な食事よりもみんなで食べるピザのほうが健康に良い」という言葉もあります。一番いいのは毎日健康的な食事をこころがけ、たまには生き抜きに羽目をはずして好きなものを食べてしまう気持ちの余裕だと思います。

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