アスリートは歯が命!?

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歯が健康で美しくあると、若く見えますよね。だからテレビに映ることが仕事の芸能人は、歯を大切にします。しかし芸能人以上に歯が大切なのは、アスリートだと思います。芸能人にとって歯は見た目が大事なのに対して、アスリートはそれが成績に直結するからです。

歯が”白い”ことで有名なのは、もう引退してしまいましたが、元阪神タイガースの新庄選手ですよね。下半身の筋トレはジーパンがはけなくなるので嫌だ、というくらいの筋金入りの見た目重視派のアスリートでしたが、だからこそ歯についても徹底的に改造したそうです。

まず前歯を削ってセラミックをいれて”純白”にし、打つときに大きな力がかかる奥歯には金歯をいれて強化したそうです。”総工費”が500万といいますから、本格的ですね。

新庄選手は前歯が虫歯になりやすく悩んでいたそうです。虫歯はその痛みから運動時の集中をさまたげます。それに加えて、虫歯によって普段の噛み合わせができずに身体の重心がはずれ、それが野球選手ならフォームをくずすことにつながるため、野球選手は虫歯を嫌います。

マウスピースといいますと、ボクサーが試合中につけているものという印象がありますが、いわゆる衝撃がある打撃形のスポーツでは一般的にみなさん装着されているようです。ラクビー、空手、アメフト、アイスホッケーなどです。あまり知られていないところでは、ラクロスなどでも全選手が着用を義務づけられているようです。

これはまず第一に打撃や衝突を受けると歯茎全体への損傷を招くため、これを防止するためです。また選手によっては種目に関係なく、運動時に極端に強くかみ締める人もいるので、その場合は歯への負担の軽減やすり減りの防止のためにつける人もいます。

そしてもう一つが、力を正確に発揮できるようにするためには、歯のかみ合わせが重要だからです。マウスピースはプロなら選手の歯茎にあわせたオーダーメードで作られており、かみ合わせがアップするのです。

かみ合わせがアップすると、身体の重心が整うといわれています。これはかみ合わせが良くなることで、顎と首を結ぶラインに一本筋がはいり、姿勢が良くなるからだそうです。おもしろいことにかみ合わせが良くなると、逆にそこまで強くかみ締めなくても適切な力が出るそうです。かみ合わせの妙というものですね。

ですので打撃系衝突系のスポーツ種目でなくても、プロ野球選手や高校球児でもつけている選手はいますし、スピードスケートの清水選手はマウスピースを愛用していたそうです。これは歯の矯正と同じ効果をもたらすからです。

トップアスリートの多くが、年に1回以上は歯科医師のチェックを受けているといいます。それだけアスリートにとって歯の健康は大切なのです。

欧米人は歯の矯正に大変熱心です。日本人だと八重歯はかわいいともいわれますが、欧米ではそういうことはないようで、結構な数の学生が矯正をしています。一つはやはり見た目があると思います。もう一つは、歯の矯正が身体的な健康につながるとの理解があるからでしょう。

将来的にはおそらく日本人も、より歯の矯正を行う人が増えていくと思われます。

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