熱中症に効く食べ物

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今年も暑くなりそうですね。気をつけるべきは熱中症ですが、これについては幾つか記事を書いてきましたので、検索窓に熱中症といれて参照してお読みください。

今回は、熱中症を予防する食べ物についてです。熱中症の原因として、汗をかくことによる水分、ナトリウム(塩分)不足とともに、カリウム不足があります。

カリウムというのは細胞の内液に含まれており、カリウムが不足すると細胞内が水分不足に陥ります。細胞内が水分不足に陥りますと、熱中症時に細胞が機能障害を起こし、臓器の働きと回復が悪くなります。

熱中症を予防するには熱中症にかかりやすい危険因子を取り除くことが大事です。高血圧、糖尿病、肥満などは熱中症にかかりやすい体質にしてしまいます。普段から運動と食事の内容をこころがけましょう。

カリウムは体内において多くても少なすぎてもよくありません。カリウムは神経伝達物質の1種であり、多すぎても少なすぎても不整脈の原因になります。また食塩の代わりに塩化カリウムが使われるように、塩に近い物質でもあります。このため高血圧で塩分がとれない患者さんには、塩化カリウムが供給されることがあります。

ではカリウムを含む食材はどれでしょうか。カリウムはジャガイモ、トマト、ほうれん草、大豆、小豆、さといも、落花生、ひじき、パセリ、いんげん、のり、そしてゴーヤなどに含まれています。また牛肉や豚肉などにも人体に十分な量のカリウムが含まれています。

また熱中症にかからないために、もちろん普段から活発で元気でいることが大切です。疲労を回復してくれる食材を多めにとる必要があります。ビタミンB1は糖質を分解してエネルギーに変えてくれます。このビタミンB1を多く含む食材が、豚肉、うなぎ、大豆なのです。うなぎを食べると精がつくという理由の一つは、このビタミンにあるのです。

梅干やレモン、黒酢やもろ酢など、クエン酸を含んだ食材も効果的です。クエン酸は筋肉疲労の源になる乳酸の発生を抑えてくれます。夏バテで食欲がないときでも、冷麺などに酢をかけて食べれば、元気が回復します。

こうしてみるとゴーヤチャンプルには一般的に豚肉、豆腐(大豆)、ゴーヤなどが含まれているため、熱中症予防に必要な塩分とカリウムが豊富に含まれていることがわかります。沖縄生まれのゴーヤチャンプルには、やはり暑い気候を乗り切る為の地方の知恵が入っているのだと思います。

というわけで、ゴーヤチャンプルのみならず、豚肉のはいった野菜炒めをバリバリ食べて、熱中症予防に役立ててほしいと思います。

*画像提供はいらすとやさんから

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