食事介助の知識:誤嚥チェックと嚥下体操

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食事介助ご家庭内でも頻繁に行う介助・介護です。ここでは食事介助について、特に嚥下(えんげ)機能のチェックと、その機能の活性化のための準備体操について紹介します。

嚥下とは食べ物をのみこんで、食道に食べ物をおしだすまでのことをいいます。年齢を重ねるとこの嚥下機能が低下して、ものを飲み込む力が弱くなっていきます。そうなると、一部の食べ物が食道にいかずに気道にはいってしまったりしてしまいます。これを”誤嚥(ごえん)”といいます。

高齢者は自分で食べ物を飲み込む力があるかどうか、判断がしにくいことがあります。そこでご家族や介助者がチェックする方法があります。それが”嚥下反射”のチェックです。

その嚥下機能をチェックする一連の手順が以下のとおりになります。

  1. 高齢者ののどにかるく手をあてます。
  2. つばをのみこんでもらうようお願いします
  3. つばを飲み込む際、のど仏が上にごくんと動くのを確認する

これが嚥下反射のチェックです。

嚥下機能が落ちている場合、誤嚥は一口目に起こりやすいため、食事の前にちょっとした口腔(こうくう)の準備運動をしましょう。これを嚥下体操と呼びますが、製薬会社のエーザイさんが、丁寧に紹介してくれているので参考にしてください(嚥下体操)。

食事前に、すこしお茶を飲みながら会話をしたりするのもOKです。”あいうえおかきくけこ・・・”と、俳優やアナウンサーがやるような発声練習も効果的ですし、歌好きの方ならお好きな歌を歌ってもらうのもいいかもしれません。

嚥下機能が低下されている場合は、介助者の助けが必要になります。その場合スプーンでの介助が主になると思いますが、それにはちょっとしたコツが必要です。次回そのコツについて紹介したいと思います。

*画像提供いらすとやさん

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