ランニング前に欠かせない牛乳と豆乳

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ランニング中に必要なドリンクというとスポーツドリンクです。汗がでることによって失われるミネラルやナトリウムを補ってくれる成分がたくさん入っているからです。

ではランニング前ではどうでしょうか。実は牛乳と豆乳はそれぞれ運動を始める前に飲むことで、体によい効果を与えてくれるのです。

まずランニング前に牛乳を飲むと、熱中症予防に効果的です。牛乳にはアルブミンというたんぱく質が含まれており、これが血液中に水分の吸収を促してくれる働きがあるからです。これから暑くなる中で、熱中症対策に牛乳というのは効果的なのです。

また牛乳はもちろんカルシウムを豊富に含んでいます。カルシウムは骨を強化してくれますので、骨粗しょう症に悩まれる方にお勧めです。ただしカルシウムは吸収率が悪く、飲むだけですとその多くが体外に尿となって排出されてしまいます。

しかし日中のランニングやウォーキング前に牛乳を飲めば、ランニング中に日光にあたるのでビタミンDが体内で生成されて、これがカルシウムの吸収を助けてくれるのです(サンシャインビタミンと呼ばれるビタミンD)。

これに対して豆乳にはアルギニンと呼ばれるたんぱく質が含まれています。これが脂肪を分解してエネルギーに変えやすくしてくれる働きを持っています。したがって運動中に体脂肪を使ってエネルギーに変えてくれる効果が期待できます。したがってダイエットで運動をしている人には豆乳は最適です。

また豆乳にはBCAAと呼ばれる必須アミノ酸が含まれています。このアミノ酸は筋肉をつくる原料となってくれるのですが、血液中にも含まれています。走行中は糖質・脂質とともにこのBCAAをエネルギーとして使って走るのですが、それらを使い切ると今度は筋肉に含まれるBCAAを使ってエネルギーとします。その際、筋肉が分解されてしまうので、BCAAの不足は筋力の低下を招いてしまうのです。ですので走行前に豆乳を取ることは大事なのです。

また豆乳は牛乳にはない鉄分が多く含まれています。鉄分は運動中に汗から体外に排出されますので、そのままだと貧血気味になります。ですので運動前に鉄分補給をしておくことは重要なのです。豆乳についてはその他様々な効能がありますので、以前に書いた記事も参考にしてください(豆乳の良さ)。

こうしてみると牛乳、豆乳それぞれの特徴は、大きくいえば、牛乳は体を壮健にしてくれ、豆乳は美容に役立つというところでしょうか。

食べ物について大事なことは、その効能というのは運動とセットになって発揮されるということが多いということです。これは人間が動物であることを考えると当然ですね。食べたものを消化し消費して血肉に変える。

運動なしでいくらよいものを食べたとしても、その多くは消費されずに脂肪として体に蓄積されるだけなので、摂ったら摂っただけしっかりと運動で消費してほしいですね。

牛乳と豆乳、どちらもそれぞれ種類の違うよい特徴があり、どちらが優れていてそうでないかということはありません。それぞれの特徴を踏まえたうえで、できればどちらも適量を摂取したいですね。

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