朝食を抜く人抜かない人

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朝食を毎朝とる人ととらない人、その時々の人、色々おられると思います。一般的には朝食はしっかりと取った方が良いと奨められていると思います。

では実際どのような人が朝食をとり、どのような人がとっていないのか、考えてみたいと思います。

まずアスリートはどうでしょうか。普段激しいトレーニングを重ねているアスリートなら朝からバリバリと朝食をとっているのではと思いがちですが、実はそうでもないそうです。胃腸の働きと筋肉とは連動しています。トレーニングなどで身体を酷使すると、その疲れは表層の筋肉のみならず、胃腸などの内臓にも及んできます。

そのためアスリートのなかには朝食は控えめにして胃腸を休め、調子を整えるという人がかなりおられるそうです。トレーニングに励み、痛んだ筋肉を回復させるためにしっかりとした昼食晩飯を取る。

朝をしっかり食べてしまうと、胃腸に血が集中します。その上で身体を動かすと、体中に血液を向けなければならず、今度は消化吸収が不完全なままになってしまいます。

お相撲さんも1日2食といわれますが、朝は食べないで早朝からトレーニングを開始します。そしてトレーニング後のほとんどお昼の時間の12時前ぐらいに朝飯を兼ねた昼食をとるのです。

動く時は胃腸に食べ物を入れない、休むときにしっかりとしたごはんを食べるというのがアスリートのメリハリの利いた食事法なのです。そうすることで身体がごはんを欲したときに食べるようになるので、効率的な栄養吸収ができ、身体を大きくたくましくするのです。

では逆に身体を小さくしようとしているダイエットをしている方はどうでしょうか。ダイエッターといってもしっかりと運動を併用している人なら先ほどのアスリートのような食事法でも良いのですが、食事制限だけでやろうとしている人は、朝食はしっかりと食べられたほうがいいでしょう。そしてその分昼夜と序序に食事量を少なくしていく。

理由はアスリートたちがスポーツでの活動のみならず、身体そのものを作るエネルギーも食事から摂取しなければならないのに対して、ダイエッターは摂取したエネルギーを1日の活動量で摂取カロリーを消費しきらなければならないからです。

夜を余分に食べてしまうと後は睡眠だけなので、運動によって消費されずに炭水化物などはそのまま脂肪として体内に蓄積されてしまいます。先ほど述べたお相撲さんは昼食後にしっかりとお昼ねをします。これは摂取した食べ物を身体を休ませながら、その分胃腸にエネルギーを集中させて栄養分を消化させるためです。

ダイエッターは1日が始まる朝にカロリーを摂ることで、その後の活動でその分を消費できます。一般的に夜に食べると太るということを考えても、「朝をしっかり夜は控えめ」にというのがダイエッターのセオリーといえるでしょう。

身体を大きくするアスリートでもなく、小さくするダイエッターでもない一般の社会人は、今いったような対極な2タイプの食事法の中間のどこかに属することになります。個人個人の年齢や活動量、健康状態は違いますので、一概に朝食をとったほうがいいとかとらないほうがいいとかは言えません。

しかし例に挙げた2つのタイプの傾向を把握していれば、自身が朝食を積極的にとるべきかそうでないかの判断の際の参考になると思います。

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