牛肉、豚肉、鶏肉、それぞれの特徴と用途

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たんぱく質は身体をつくる栄養素です。そのたんぱく質には肉類である動物性たんぱく質と、大豆などの植物性たんぱく質に分けられます。今回は動物性たんぱく質である、牛ブタにわとりについて考えてみたいと思います。

お肉と聞いてまず思い浮かぶのは牛肉ではないでしょうか。ステーキ、焼肉、霜降り肉、赤身、レバーなどなど食欲が湧いてくる肉類です。栄養素もバランスよく含まれているため、オールインワンな食材だといえるでしょう。

特に牛肉には鉄分が豊富に含まれており、貧血予防に効果的です。したがって、マラソンランナーやサイクリストなど持久系で汗を良くかくスポーツでは、鉄分が流出しやすいため、それを補給してくれる牛肉は都合がよいのです。

豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれています。B1は糖質を分解してエネルギーに変えやすくしてくれます。日本人はごはんが主食ですからB1を合わせて食べることが大切です。またB1は筋肉に蓄積された疲労物質である乳酸を分解して流してくれます。ですので毎日運動を習慣とするようなスポーツマンには豚肉は必須といえるでしょう。

ビタミンB1は水溶性ですので、体外に輩出しやすいため体内にとどめおくことが難しいため、毎日その都度補給することが大切です。またB1はイライラを沈めてくれる効果もあります。最近ストレスが多くて怒りっぽくなっていると感じたら、豚肉を多めにとりましょう。

最後に鶏肉です。鶏肉は高タンパク低カロリーの代表的なお肉です。そのためたとえばボディビルダーなどは筋肉をきれいに見せるために体脂肪を落とすため、鳥のささ身などを重点的にとります。

また鶏肉にはビタミンKが多く含まれています。ビタミンKは血液を凝固させる作用があり、骨粗しょう症や動脈硬化を予防する働きがあるといわれています。ただ味は淡白でパサパサしているので、お肉を食べたいという食欲を満たすにはすこし物足りないかもしれません。

こうしてみるとそれぞれのお肉の大まかな用途は、牛肉はご褒美、豚肉は疲労回復、鶏肉は美容と表すことができると思います。

もちろん特に牛とブタについてはその部位によって栄養の種類や含有量は大きく変わってきます。ロースは脂肪分が多く、ヒレは低脂肪高タンパクの部位です。動物の種類だけではなく、その部位についても意識してお肉をとるようにしたいですね。

*イラストはシャッターストックさんからいただきました

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