デューク更家さんのウォーキング理論

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日本だけでなく世界でも日々様々なエクササイズ方法が開発され、マーケティングにのって流行が広がります。中には一過性のものも多いですが、それなりに流行った方法というのはなにがしかの本質をついた部分があると思います。

デュークさんのウォーキング理論も大いに日本で広がったエクササイズ法のひとつです。ご本人は今はセミリタイアされているみたいですが、一時代を風靡した独自のウォーキング理論の提唱者でした。今回はこのデュークさんのウォーキング理論についてすこし紹介したいと思います。

デュークさんのウォーキング理論には幾つかのキーワードがあります。ボーンコンシャス、深層筋、複合関節運動、中半身などです。

デュークさんが常々おっしゃっていることは、ウォーキングというと体脂肪を落とすための有酸素運動と思いがちですが、きれいな体型を整える体幹トレーニングでもあるということです。

美しい容姿を得るためには、きれいな歩き方をしなければならず、きれいな歩き方をしていると筋肉が骨に正しくついてひきしまってくるということです。逆に歩き方や姿勢が悪いと、身体のどこかが痛んでしまい、痛んでしまうとそこをかばおうとして不自然な歩き方や姿勢になり、結果変なところに筋肉がついて、骨と筋肉がきれいな接合をしません。

筋肉をつけるというとボディビルダーのような表層筋をイメージしますが、デュークさんは深層筋を重視します。深層筋は骨とくっついている身体の一番奥深いところにある筋肉のことです。いわゆる体幹のことです。さらに奥深くわけいって、骨格そのものを意識する、これがボーンコンシャスです。

骨から深層筋へ、深層筋から表層へというのは、長友選手の内から外という理論にも重なりますね(長友選手の肉体理論)。

骨と深層筋を重視するデュークさんの理論ですが、問題はその二つをつなぐ運動です。これが複合関節運動です。

複合関節運動とは、筋肉を単体で鍛えるボディービルダー型トレーニングではなく、様々な筋肉を同時に連動させながら鍛えるという運動のことです。複合関節の特徴的な動きは、「ねじる」「伸ばす」「縮める」の3つです。

デュークさんのウォーキングというと、両手をあげて振り子のように上半身を揺らしながら歩くのがよく出てくるのですが、この3つの動きをそれぞれ複合的に同時に行うので、デュークさんのウォーキングは一見奇妙でおかしくみえるのです。

またデュークさんはいわゆる上半身、下半身という区分のほかに、中半身という ウェストのくびれあたりからふとももの付け根の間の部分を重視します。この部分には大腰筋、腸骨筋、内転筋、恥骨尾骨筋など深層筋にとって大事な筋肉がいくつもあり、正しい姿勢を保ち、美しい歩き方をするために重要な部分なのです。

デュークさんによれば日本人はこの部分を使うのが下手で、腰から意識して股関節をやわらかく使うことが美しい歩き方につながるといいます。

このようにデュークさんのウォーキング理論は長友選手の体幹理論と重なる部分も多く、おそらく共通する理論を違う言葉で表現しているのだと思いますが、流行に左右されない本質的な考えが表現されていると思います。

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