サンシャインビタミンと呼ばれるビタミンD

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ビタミンDというのはEやCと比較すれば、あまりなじみの無いビタミンかもしれません。しかし他のビタミン類にはみられないある特徴を持っています。それはビタミンDは、経口摂取によらなくても日光にあたることで体内生成できるということです。そういう性質は他のビタミン類にはありません。

さてこのビタミンDですが、まずなによりも骨を強化してくれる働きを持っています。骨の強化には原料となるカルシウムが必要なのですが、カルシウムはたとえば牛乳から摂取しようとしても、残念ながら吸収率はあまり高くないのです。そのカルシウムの吸収を促進してくれるのが、ビタミンDなのです。

ビタミンDが含まれている食材となるとそれは圧倒的にお魚類です。逆に穀物類・豆類・海藻類にはほとんどまったく含まれていません。あんこう、しらす、いわし、さけ、いくらなど多くの魚にビタミンDは含まれています。

昔から”煮干し”を食べると骨が強くなるというのはよく言われていましたが、科学においてもそれが認められているわけです。さすがは先人の知恵ですね。煮干しは特に若い女性にお勧めしたいです。煮干しそれ自体にはそれほどカロリーはありませんし(油が抜けているので)、身が固いのでぽりぽりと食べることで唾液が良く出て、満腹中枢が刺激されます。

さてそんな骨粗しょう症に効果的なビタミンDですが、最近の研究によれば糖尿病にも一定の効果があることがわかってきました。ビタミンDが体内に少ない人は生活習慣病といわれる2型糖尿病の発症リスクが高いそうです。そして肥満以上に日光にあたっているかどうかが糖尿病の発症に関係してくるということです。つまり多少肥満気味でも、日中外で活発に動いている人は糖尿病になりにくいということになります。

ただしこの研究の解釈については留保もあります。ビタミンDの成分が多い人は、そもそも日中を外で活動的に動いている人が多いので、肥満にも糖尿病にもなりにくいということがいえると思います。

現在寒い日が続いていますので、なかなか日中でも外に出ようと思わない方が多いでしょうが、しっかりとした防寒をして、とにかく外に出て一歩目を踏み出しましょう。そうしてしばらくウォーキングをすれば、すぐに身体全体が温まってくるはずです。日光の力を借りながら、体質改善につなげていきたいものですね。

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