高齢者の運動に電動アシスト自転車

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電動アシスト自転車というと、最近は高齢者のみならず、通学用の若い方やお子さん連れのママさんまで、幅広く利用されている便利な乗り物です。

電動自転車を販売しているメーカーは数が少なく、安全性を考慮すると、基本的にはパナソニック、ブリジストン、ヤマハなどの国産メーカーに絞られます。それぞれ色んなタイプを値段に応じて出しているので、どれを選択するのか迷うところですが、基本能力は値段相応であり、そしてできれば6万円以上のものをお勧めします。それ以下ですとアシストの重いバッテリーがついた分、下手をすると、普通の自転車より鈍重な自転車になってしまう可能性があります。

値段の差は、特にバッテリーの性能に現れます。バッテリーには寿命があり、あまり値段の安いもの買うとバッテリーの持ちがたとえば1年も持たないなどということもありえます。バッテリーの持ちは、おそらく最長で5年程度ですので、その間の減価償却も考えに入れて選択してほしいですね。

さて、各メーカーごとにある種の味付けがされているのですが、それはアシストの入るタイミングやパワーに現れます。そしてその感触は、残念ながらカタログスペックだけでは捉えきれず、やはり試乗してみないと、自分好みの味はわからないと思います。

ご自身が住まわれている環境も、自転車との相性に影響してきます。平地で力を発揮するアシストなのか、それとも坂道で役に立つのか、なかなか短時間での試乗では判断が難しいかもしれませんが、販売店の店員さんにアドバイスを受けてほしいですね。

ですので、できれば試乗できる販売店で購入されることをお勧めします。また自転車というのは、電動自転車に限らず車と同じで故障がつきものです。何らかのトラブルが起こったときに、気軽に相談できる自転車屋さんをみつけてほしいですね。

電動自転車の問題点があるとすれば、やはり自分の能力以上のスピードがでてしまい事故に遭遇するリスクでしょう。高齢者が自転車に乗っている場合、周囲の人は大体のスピードをイメージしてみてるのですが、思った以上にスピードがでるので、戸惑ってしまうケースもあるでしょう。

特に坂道などでは、電動自転車は元気盛りの高校生の自転車すら涼しい顔で、スイスイと追い越してしまうかもしれません。電動アシスト機能は、坂道においてもっともその能力を発揮するからです。人間の身体能力を補助する機能を備える電動自転車ですが、視野や聴覚などの認知能力まで補ってくれるわけではありません。自分の認識能力以上のスピードを出し過ぎないように、注意しましょう。

また、電動自転車のモーターは良くできていますのであまり音がしません。ですので周りの人は自転車の存在に気づかない可能性があるので、これも注意が必要です。もちろん電動アシストにはスピード制限がついていますので、必要以上にスピードが出ることはありませんが、大事なことは自分の購入した電動自転車の能力の特徴と限界を早いうちから慣れて把握することです。

今は寒い時期ですが、もうじき暖かい春がやってきます。高齢の方も電動自転車で積極的に外に出て、足腰を鍛えてほしいですね。

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