脳に良いのはイヤフォンよりもスピーカー

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音楽ファンなら感覚的にご存知だと思いますが、イヤフォンとスピーカーどちらがリラックスできるかというとそれはスピーカーでしょう。そして音楽に集中したいときはイヤフォン、次にヘッドフォン、最後にスピーカーの順になると思います。

ヒトの脳というのは実は音楽を聴いてる際、大量の情報を処理するために活発に働いています。そのためには燃料として大量の酸素と糖を必要とするのですが、イヤフォンで音楽を聴いた場合3分間で脳が消費する酸素量は、スピーカーの4倍だという数字もあります。つまりスピーカーで聴くのと比較してイヤフォンで音を聴く場合、脳はより大量の情報量を処理しないといけないということです。

これには音は空間を伝わる際にそのいくらかは消失してしまうため、耳にダイレクトにすぐ届くイヤフォンだと音の消失量はほとんどありませんが、スピーカーだと耳に伝わるまでの距離があるため音が拡散して消失量も多く、その分情報量が少なくてすむということが大きな理由の一つです。

したがってスピーカーではリラックスして長時間音楽を聴いていられるのですが、イヤフォンだと集中して聴かねばならず、脳への負担も大きくなり、結果すぐに疲れてしまうことになります。

ヒトの脳というのはエネルギー源である糖を溜めておくことができず、不足した場合はその都度補充しなければなりません。脳がイヤフォンを通して音を聴いた場合、そのほかの脳の活動を抑えて聴覚にその活動を集中させることになります。したがって路上をイヤフォンで音楽を聴きながら歩いている場合、外への注意力は相当落ちていることになります。

もちろん音楽の聴き方はそれぞれです。集中を高めたい、外界の騒音を遮断したい、音楽を聴くことでモチベーションを高めたいなどの場合は、ヘッドフォンやイヤフォンを使って聴くほうがよりベターでしょう。

最近はより高音質の音源が聴けるといわれる”ハイレゾ”と呼ばれる商品が市場に出てきています。普通のCD音源よりも音質がよく、その分情報量が多く、より密度の高い音を楽しめるそうです。

それぞれイヤフォン、ヘッドフォン、スピーカーと専用タイプがでていますが、脳への負担を少なくしてリラックスして長時間音楽を楽しむならば、お勧めはやはりスピーカーになります。情報量が多く入ってくる音楽をイヤフォンやヘッドフォンで聴いてしまうと、CD音源対応のものよりもさらに脳への負担が増すからです。

もちろんイヤフォンは耳への負担も大きくなります。ひどい場合は難聴などになったりするので注意が必要です。脳そして耳への負担を考えますと、スピーカーで適音量で聴くのがベストではないでしょうか。

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