車で例える各種栄養素の働き

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ダイエットなど自分の身体を形作る食品への理解は欠かせません。そのなかでも栄養素について考えて見ましょう。栄養素を理解するには車を比喩にとってみるとわかりやすいです。

まず車のボディを形作るのはたんぱく質や無機質(=ミネラル)です。ボディの材質には鋼板やステンレスなど幾つかあるように、たんぱく質には動物性と植物性の2種類があり、大きな違いは必須アミノ酸の含有量の違いだといえます。動物性には必須アミノ酸が一通り含まれているのですが、植物性には一部欠けている成分もありますし、摂取効率性でいっても動物性のほうが上です。ただし動物性は脂質がついてくるので、カロリーの過剰摂取のリスクがあります。

無機質もしくはミネラルにはカルシウム、カリウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛など元素13種と呼ばれるものが含まれています。爪や髪の毛などもたんぱく質でできているのですが、その合成を助けるのがこれら亜鉛などのミネラルです。亜鉛などが不足すると爪や髪の毛からうるおいが失われてしまうのですぐにわかります。ミネラル類は体内で自己生成できませんので、外部から取る必要があります。無機質は車の材料をつなげる接着剤のようなものだといえるでしょう。

次に車は燃料を入れなければ走りません。その燃料にあたるのが炭水化物(=糖質)や脂質です。炭水化物、脂質ともに燃料なのですが、その性質が違います。糖質は摂取するとすぐにエネルギーへと変わりますが、脂質はエネルギーへと変わるのに時間がかかります。ガソリンにはハイオクやレギュラーなど色々な種類があるようなもので、栄養素もエネルギー源といっても様々な性質があります。

次に車は部品の集合体ですが、その部品間の摩擦をなくし、動きをスムーズにする必要があります。その潤滑油的役割をはたすのが野菜や果物に含まれるビタミン類です。ビタミンは厳密には物質をあらわすのではなく機能を表したものです。ビタミンは主に体内で健康に資する酵素の働きを助ける役割を果たしています。

たんぱく質は確かに身体を作る素材ではあるのですが、同時に炭水化物と同じくエネルギー源にもなります。そのため今流行の糖質抜きダイエットをしてたんぱく質中心の食事をしても、エネルギー切れにならなくてすむのです。

このようにそれぞれの栄養素は車を安全に運転していく上でどれも欠かせないものだということがわかります。過剰摂取過小摂取にならないよう必要にして十分な栄養素を毎日摂取していきたいですね。

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