アートの島、直島

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直島というと瀬戸内海に浮かぶ小豆島の隣にある小さな島のことです。直島はもともと三菱マテリアルの銅の精錬所があり栄えていましたが、時代と伴にそれもなくなり、寂れていきました。しかし直島とその横にある豊島・犬島をアートの島として復活させようという試みが始まり、今では海外でも知られるようになりました。

直島は高松・神戸・宇野(岡山)からフェリーがでています。直島は香川県所属なのですが、実際は岡山県に近く、経済圏としては岡山経済圏に属するといってよいでしょう。実際フェリーの発着数は高松からが一日5本程度なのに対して、宇野からは20本程度あります。フェリーが港につくと、早速アート作品が出迎えてくれます。

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直島には様々な美術館やアート作品がありますが、やはり一番の見所は建築家の安藤忠雄さんが設計された地中美術館でしょう。建物全体が地中に埋まっており、全景はみえませんが、建物内部が迷路のようになっており、ダンジョンのようなつくりになっていて、探検している気分を味わえます。

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直島の本村地区には街プロジェクトといって古い民家を改造してアート作品に仕上げていて、それぞれの作品が街全体に点在しています。アートを美術館内だけに独占させないで、街全体に開放するというのはなかなかできることではありません。

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過疎化が進む日本の地方において町おこしをいかにうまくやっていくかについて、直島は一つの解決法を提示してくれているようです。美術館だけではなく、既存の屋やを利用してアート作品にするという発想は、地域住民の理解と協力なくしては成り立ちません。また企業の根気強い支援も必要です。直島は古い街並みと現代アートが違和感なく融合している特異な場所なので、非日常感が味わえると思います。

直島を周るには徒歩、自転車、バス、自動車などが考えられますが、一番いいのはやはり自転車だと思います。徒歩だと広すぎて全部を周ることはできないと思います。バスは1時間に1本程度で、時間を有効に使うのが難しいと思います。自転車は港でレンタルできますし、島の風味を味わってもらうためにも自転車が一番適していると思います。高齢者にやさしい電動自転車も、すこしレンタル料は高くなりますが、用意されていますので安心して利用できると思います。

直島は岡山県に本拠地を置くベネッセグループが長い年月をかけて後援してきました。バブル時代企業メッセというものが流行りましたが、ベネッセは一過性の援助に終わらせずに活動を続けてこられたことは評価に値すると思います。

近隣にはオリーブオイルで有名な小豆島があり、周囲が100キロ程度の道がありますのでサイクリングで訪れる人も多くなっているそうです。風光明媚で気候も温暖な日本の地中海ともよばれる瀬戸内海を再評価してほしいです。

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