⑤ランニング時の足部の痛み:外反母趾

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外反母趾は足の親指が小指の方へ曲がり、親指の付け根の関節が「く」の字のように外側に飛び出し、靴を履くと、飛び出した部分が靴に当たって痛みが出たり、赤く腫れたりする症状です。ランナーに限らず足部の大きな疾患の一つです。

ハイヒールを頻繁に履く女性などに多く見られる症状ですが、最近は小学生の子供たちまで男女問わず増えているそうです。これは端的にいうと足部の筋力の低下が原因として挙げられます。

足底に空気を入れるなど最近の高性能なシューズは子供の足底の感覚を奪い、またインドアにこもる子供が増えたことによって、指先を使わず指の付け根を支点にして歩く子供たちが増えてきました。これが特に親指の変形を促してしまい、外反母趾が起こりやすくなっているのです。

外反母趾予防としては夏場はサンダルなどをはいてできるだけ地面を足指の先で掴むようにして歩きましょう。そうすることで足先の筋肉強化につながります。

外反母趾からくる痛みを我慢して走っていると、その影響は下半身のみならず上半身にも及びます。頭痛や肩こり、腰痛なども外反母趾からきていることがあるのです。

外反母趾の症状を持つランナーの方はまず外反母趾の是正に努めましょう。専門医に相談してみましょう。

外反母趾が重篤化すると外科的処置も必要になってきますが、必ずしも予後が良いとはいえないようです。歩行習慣から来る足の変形を治さないと、また再発してしまうケースが多いのです。

以上でランニング時の足部の痛みシリーズを終わります。

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